【投資初心者必見!】代表的な米国ETF8選

資産運用

こんにちは。
30代独身持ち家女子のしょうこです。

前回の記事では、初心者におすすめする金融商品として、ETFをご紹介させて頂きました。

前回の記事はこちら↓

今回は、そのETFの中でも代表的なもの全8選について紹介します。

代表的な米国ETF5選

米国株ETFの中でも流通量が多く代表的なものを5つ下記にピックアップしました!

VTI(バンガード・トータル・ストック・マーケットETF) 約200ドル=2万6千円

VTIは米国株3800社を投資対象としたETFです。
米国内の大手企業からこれから伸びていくであろう中小企業まで、
ジャンルも絞らずあらゆる会社約3800社に投資します。

個人が3800社全部に投資しようと思ったら、たとえ1株ずつでも大変な額の資産が必要ですよね(^^;
何千万、もしかしたら何億も必要になってしまうかも(笑)
アメリカ全体の様々な企業、様々なジャンルに投資するので、リスク分散は完璧です!
アメリカ経済そのものがコケない限り、長期的には必ず伸びていきます。

えっ、でもアメリカ経済がコケたらどうするの??

そのリスクがまったくないとは言えません。
アメリカ経済はまだまだ右肩上がりに伸びるだろうと言われている根拠があります。

1:人口が伸び続けている

基本的に人口が伸びている国の経済は発達します。
アメリカは出生率は減少しているものの、移民による人口増加で今後も人口は増え続ける見込みです。

参照:みんなのマネ活

そのため、経済規模も大きくなっていくことが予想されるので、
アメリカ企業の株価は長期的には伸びると予想できるのです。

2:過去から遡っても、株価が右肩上がり

過去が伸びていたからと言って、未来が伸びるとも限らないじゃないか!

もちろんそれはそうなのですが、
“そうとは限らない”を言ってしまったら多少のリスクを伴う投資はできないですからね(^^;

しかし、米国の株価は過去200年、
1800年代から遡って第二次世界大戦を経てもずっと右肩上がりです。
国債や金、ドルなど他の金融資産は下がるか伸びていても緩やかなのに対して、
米国株だけは伸び続けています。
もちろん短い期間で切り取ってしまえば下がっている時期もあるのですが、
長期で見れば一時的に世界的な不況に陥っても、必ず回復して伸びているのがアメリカです。

参照:Y-bow医学博士の育児・投資・科学 Web

なので今日買って明日大暴落しても、
30年後くらいにはもっと大きく膨らんでいる、そう予想できるのがアメリカ株です。
もちろん長い歴史の中で潰れていった会社はたくさんあるので、
個別の銘柄では本当に暴落してそのまま紙切れになることもあるかもしれませんが、
(つい先日、シリコンバレー銀行が破綻したばかりなので)
ETFに関して言えば多少の損益が出ても
既存の他の会社や新しく加わった会社が補っていつかは回復し伸びる。
それがETF含む投資信託の仕組みです。

むしろ、下がっている時期がある方が、その間に安くたくさん買えるのでお得なのです\(^o^)/

それでも心配な方は、アメリカ以外の株や金、国債、暗号資産などに分散投資しましょう。
ただし、何をどの割合で買って分散させるか、
自分で考えなければならないため難易度は上がります。

米国株以外にリスク分散したいけど、あれこれ手を出すのは不安な方は

VTIと同じバンガード社の商品で、“VT”というETFがあります。
米国株に投資するVTIに対して、VTは世界全体に投資しています。

「え、全部に投資する方がいいじゃん!」と思われるかもしれませんが、
それはそれで別のリスクもあります。

新興国株にも投資する分、伸びしろもありますが、
新興国株は逆に言えば先行き不透明でもあります。
ハイリスクハイ(?)リターンなので、そちらが下がる場合もあり得ます。
リスクを言い出したら切りがないので、分散したいならVT!と割り切った方が良いと思います。

流通量はVTIの方が上なので、どちらが投資家に人気があるかは一目瞭然ですね。
人気があるということは伸びるということなので、将来性はやはりVTIの方があると思います。

VXUS(アメリカ以外の株に投資)という商品もあり、
こちらは結構高配当かつ単価が低いため購入しやすいので、
VTI(アメリカ全体に投資)+VXUS(アメリカ以外に投資)を組み合わせるのも良いと思います!

SCHB(Schwab U.S. Broad Market ETF) 約45ドル=6000円

こちらは今回の5選の中では少し変わり種。
運用コストが非常に低く、運用コスト率は全ETFの中でもトップとも言えるでしょう。
単価も安いので手を出しやすいですが、流通量はそれほど多くなく、
取り扱っている証券会社も他と比べると少ないかもしれません。
(楽天証券にはありませんでした)

敢えて運用コストの低いETFとして例を挙げてみました。
内容としてはVTI同様アメリカ株式市場全体に投資している商品です。

SPY(SPDR S&P 500 ETF Trust)  約400ドル=5万2千円

米国の株式市場全体を代表するS&P500という指数に連動したETFで、
運用コストも低いため非常に人気があり、世界最大とも言える流通量を誇るETFです。
VTIがアメリカ株式市場全体(中小企業も含む約3800社)に投資するETFなのに対し、
SPYは主に大手企業から構成される約500社を投資対象としています。

人気がある分単価も高いので、気軽には手を出しにくい価格になっていますね(^^;

IVV(iShares Core S&P 500 ETF)  約400ドル=5万2千円

こちらもS&P500に連動したETFです。
流通量もSPYほどではありませんが非常に多く、
SPYとほぼ同じ投資対象で同等の投資成果が期待できる一方で、
SPYよりも運用コストは低いためコストパフォーマンスに優れており、人気が高いETFです。

VOO(バンガード・S&P 500 ETF) 約350ドル=4万6千円

バンガード社のS&P 500指数連動ETF。
ここまで来てお気づきでしょうが、
SPYとIVVとVOOはやっていることは同じなので期待できるリターンは同じと考えて良いと思います。が、運用している会社が違えば、異なる結果になることも考えられます。

運用している会社が変わるとはっきりと異なるのは、運用コスト。
バンガード社は運用コストの低減に力を入れている会社なので、コストはVOOが最も低いです。

流通量(=人気)  SPY > IVV > VOO
運用コスト    VOO > IVV > SPY

最もバランスが取れているのはIVVですかね。

これらの5つのETFは主に米国株式市場に投資するものであり、
若干投資範囲の違いはあるものの、これらの中から1つ選び、
下記で紹介する高配当ETFと組み合わせて運用すると良いと思います。

米国高配当ETF 3選

米国株の配当は、日本とアメリカの文化の違いから、非常に高配当です。

日本は、会社=従業員のものと考える文化のため、
事業で得た利益は株主よりも社員に還元する傾向が強いのですが、

アメリカでは、会社=株主、即ちオーナーのもの、と考える文化であるため、
株主還元傾向が強いのです。
例え経営がうまくいっていないときでも、
むしろそういうときこそ株主に対して「次頑張るので見放さないでください」と
頑張って配当を出す傾向にあるので、少々の不況でも毎年必ず増配します。

一部AmazonやGoogleなど配当よりも株価を上げることで株主に還元しようとする企業もありますが、基本的にはアメリカ株の方が株主への還元に力を入れています。

とはいえ高い配当金は魅力的ですが、
高配当株だけに全振りするのは違うかな、と思っています。
企業の成長性を考えると、株主にばかり還元していては、
会社の設備投資などにかける資金がなくなってしまいます。

そういった意味では、
成長性の高い企業の集まるVTIやSPY(配当額は低いが企業の成長性が高い企業への投資も行う)
株主に大きく還元する資金のある安定企業を集めた高配当ETF、
両者をバランス良く含めると、
リスク分散させつつそれなりの配当も得られるポートフォリオになるかな、と思います。

米国高配当株ETFを3選、配当利回りの高い順に紹介します。

VYM(バンガード・米国高配当株式ETF) 約100ドル=1万3千円

S&P 500の高配当銘柄から構成されたETFです。
運用コストを抑えることに力を入れているバンガード社の商品なので、
維持費が抑えられて長期保有にも向いています。

配当利回りは代表的な高配当ETFの中でも最も高く、安定した配当とリターンが期待できます。

DVY(iShares Slect Dividend ETF) 約120ドル=15000円

こちらもS&P 500から選ばれた高配当銘柄を中心に構成されています。
リスクに強いポートフォリオであり、かつ高配当のため、
人気の高いETFです。

IDV(iShares International Select Dividend ETF) 約27ドル=3500円

IDVはアメリカだけでなく、世界の様々な高配当株を投資対象としています。
対象が米国株だけに限定されないため、
世界の様々な国に分散投資しつつ、高配当も得たい方はIDVがおすすめです。

しかし、取り扱っている証券会社が限られている可能性があります(楽天証券にはありませんでした)

ETFについてのQ&A

運用している会社が潰れてしまうことはないの?

全くないとは言えません。
が、ここに上げたETFを運用している会社は米国でも屈指の企業であり、
もしこの会社が潰れるようなことがあるとすれば、
それは世界的な大恐慌であり、そのときは現金で貯蓄を持っていたとしても
銀行が潰れるか、通貨の価値が下がりもはや使い物にならないかの
ETFの利益がどうこう以前の問題になっていると思います。

そうなった時はどうしようもないのか、というとそうとも限らず、
通貨価値が下がったときに価値が上がるもの、
即ち金銀プラチナや、今話題の暗号資産などがリスク分散として効いてきます。
初心者が勉強せずにいきなり手を出すとかえって大損しそうなので未着手ですが、
これからの時代暗号資産は資産価値や利益云々以上に
生活に欠かせないものとなっていく可能性も高いので、急ピッチで勉強を進めています。

またその内容についても嚙み砕いて共有しようと思っています。

米国株って為替リスクはないの?

もちろん為替リスクもあります。
株価は1.5倍になったけど、為替が半分では、結局日本円に戻したときにマイナスですからね(^^;

こういった為替リスクも含めて、リスクを軽減しつつ利益もしっかりと得るために、
投資では“時間を味方につける”という手法をとります。
“ドルコスト平均法”と呼ばれるものですが、特に難しいことではありません。
次回の記事に書きますのでそちらでご覧ください。数日中にUPします。

おすすめETF まとめ

主に米国株ETFから8つ、主要なものをご紹介しました。
今回ご紹介したETFは購入数も多く、流動性の高いものなので、
いざ売りたいと思ったときに全く売り手がつかない、なんてことはありません。

また、それなりに歴史もあり、どこの10年を切り取っても先に述べたような
“長いスパンで見ると必ず右肩上がり”の法則に当てはまっていますので、
長期保有することで利益は必ずと言って良いほど得られる可能性が高いです。

米国は日本の企業とは違い、株主に還元しようとする文化が強いので、
何十年にも渡り連続増配を達成している“配当王”“配当貴族”と呼ばれる企業が非常に多いのも特徴です。
そのため本記事でも、米国ETFの中でも高配当かつ運用コストの低いものをピックアップしてご紹介しました。
なかなか一般人には配当金だけで生活するほどの資産を気づくことは難しいかもしれませんが、
サイドFIREを目指す上での足しにはなるはずですし、
サイドFIREが難しくても、こつこつと定年まで積み立て続ければ、
年金よりも多くの配当を得ることもできるかもしれません。

上記のETFの中からいくつかを組み合わせて、
かつ慣れてきたら更にリスク分散も兼ねて
金銀プラチナや暗号資産等にも着手してみると良いかもしれません(^^)

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