30代、一人暮らしの独身女性が中古マンションを購入するまでの道のり⑦

住まい探し

ついに理想の物件に出会い、売主との契約を済ませたしょうこ。
ここからが1番大事なところ!

住宅ローン・決済の準備の流れ

売買契約が済んだので、後はお金を支払うだけですが、
そのお金がないので住宅ローンを組んで銀行からお金を借りる作業が最も大変です。計画的に動かなければなりません。

住宅ローン・決済までのスケジュールと必要書類

これからやることは住宅ローンの本申し込み・(通ったら)契約、決済、引き渡し、引越しの準備…を短いスパンでやらないといけません。

以下、これからやることを表にまとめました。

日付イベント用意するもの備考
3/7売買契約・印鑑
・手付金(物件価格の5~10%、現金で)
住宅ローン本申込下記、このページの本申込の項目参照売買契約後速やかに
賃貸解約退去の2か月前
住宅ローンの結果が出次第速やかに
3/25住宅ローン契約下記、契約の項目参照銀行のローンセンターにて
決済の1~2週間前
4/2引渡前の立ち会い
チェック
必要に応じて、メモ、筆記用具、メジャーなど
4/15決済・引渡し下記、決済・引き渡しの項目参照銀行のローンセンターにて
5/2引っ越し
5/5退去

本申込時・契約時・決済時の持ち物は各項目に私が提出を求められたものをまとめていますが、銀行によって違うかもしれません。
後日、銀行ごとの各論でまとめられれば、ご紹介したいと思います。

住宅ローン本申込の方法と注意点

事前審査が通っている銀行の中から、1番良い結果(金利が低い)が出たところに本申し込みをします。

契約前の段階で1つは用意してありましたが、担当のお兄さんが契約までの間に他にいくつか良い条件で通りそうなところを探しておいてくれました。

とあるメガバンクで、金利0.575%で通りそうとのこと。
ここに本申し込みを行いました。

本申し込みで必要な書類は以下の通り。
銀行によって若干異なると思いますが、必須の項目は恐らくほぼ変わらないと思います。

◎ 必須項目  □いずれか1つ 

種類用意する書類入手方法備考
住宅ローンの申込
に関する書類
◎住宅ローンの申込書銀行
不動産屋
必要なステップに入れば
不動産屋が手配すると思われます
◎団体信用生命保険加入申込書銀行
不動産屋
同上
◎個人情報の取り扱いに関する同意書銀行
不動産屋
同上
収入を証明する書類◎源泉徴収票勤務先勤務先の給与厚生担当
に問い合わせましょう
□住民税決定通知市区町村
□課税証明書税務署
(前年度 確定申告書の写し)・個人保管
または
・税務署
銀行によっては
2年分必要になる場合がある
本人確認書類□マイナンバーカード
□運転免許証
購入物件についての書類◎売買契約書契約時

私は軽い喘息があるので、団信のところで一悶着ありました^^;
後でわかるとモメるので、ここは正直に伝えておいた方が良いです。

前々回の記事でも触れましたが、事前審査に通ったからといって、本審査も通る、もしくは事前に聞いていた通りの結果になるとも限りません。

そのため、上記のスケジュール表にもある通り、本審査が通って確実に住宅ローンが組めるとわかってから賃貸の解約をしないと、住むところがなくなってしまいます^^;

ところが、解約の申し込みが2ヵ月前で引き渡しが4/15のため、今すぐに解約したとしても約1ヵ月分家賃は無駄になってしまうというジレンマ(´;ω;`)

というわけで金利がどうなるかよりも、早く結果が出てほしいとそわそわ(笑)
今思えばバカなんですが、金利がちょっと違っただけで何百万の差が出るので、1ヵ月分の家賃の心配なんて小さい小さい┐(´д`)┌笑

とはいえ、たとえ数万でも無駄にしたくないですよね(笑)
数日ならダブってる方が引越しは楽なんですが^^;

というわけで本審査が通ってすぐにやったことは、賃貸の解約!

本審査の結果が出るのは割と早かったですが、結局23日間無駄が出てしまいました^^;
まぁ、こればかりは仕方ない(笑)

ローンの契約(金消契約)で必要な書類と印鑑

本審査が通ったら、銀行とローンの契約をします。
時期は大体決済の1~2週間前くらい。

どこの銀行もあるのかはわかりませんが、メガバンクはローンセンターまたはそれに準ずる名称の、ローン専門の事業所があるようで、私も渋谷にあるみずほ銀行のローンセンターに行きました。

このときに必要な持ち物は以下の通り。

持ち物入手場所・入手方法備考
住民票市区町村の役所・出張所
マイナンバーカードがあればコンビニコピー機
“新住所”の住民票が必要
本人確認書類運転免許・保険証
マイナンバーカードなど
実印ハンコ屋、楽天市場などのネットショップ印鑑登録忘れずに
印鑑証明市区町村の役所・出張所印鑑登録したら一緒にもらっておきましょう
通帳・銀行印銀行印→ハンコ屋、ネットショップ新規で銀行印を作る場合は、
銀行印の再登録も忘れずに

基本的には説明を受けて印鑑を押すだけ、説明も不動産屋さんが丁寧に事前に教えてくれていたことなので、そんなに小難しいことはないというか、契約の手前まで来て新たな事実を聞かされてびっくり!なんてことはないと思います。

事前の準備で大変だったのは、学生時代に作った銀行口座をローンの引き落としに使用するため、実家の銀行印を登録していたこと。
早めに気づいていれば、わざわざ実家に取りに帰らなくても、銀行の窓口で“紛失”扱いとして再登録できるので確認しておきましょう。

尚、実印や銀行印はネットで簡単に作ることができます!
1週間程度で届くと思うので、必要な場合は早めに作っておきましょう!
独身女性の場合は、結婚すると苗字が変わってしまう可能性があるため、
下の名前のみで作成するのがおすすめです!
でも、その頃には世の中完全に印鑑レスになってるかもなー(;’∀’)

それと用意する住民票は“新住所”のものである点に注意が必要です。
この時点では契約をしただけで引き渡しが済んでいないため、新住所には住んでいないはずです。
しかし実際に住宅ローン契約の段階で新住所の住民票を求められることが多いため、
“住民票を移してから”住民票を作る必要があります。

住宅ローンの契約で求められることが多いため、役所の方が話がわかる人ならやってくれるかもしれませんが、真っ正直に言うと断られてしまう可能性があるので、
しれっと“昨日引っ越しましたー!”と言って住民票を移してもらい、そのまま新住所の住民票を作ってもらうしかありません。

住民票を移すのは原則、引っ越しが住んでからとなっています。
引っ越し前に移すと何が困るかといえば、行政から送られてくる公的な書類が新住所に送られてしまうため、中古マンションでまだ前の人が住んでいるとか、急ぎの書類の入手が遅れてしまうとか、その点に注意が必要ですね。

引き渡し前の立ち会いでチェックすること

売主様立ち会いの下、現地確認を行いました。

特別必要なわけではないのですが、この日は両親も同行しました。
単純に見たがっていたのに加え、家具の買い物に車を出してもらう予定だったため、
出てきて一緒に寸法を見てもらう必要があったからです。

内見のときと少し違う点は、引き渡し前に、不具合がないかどうか、
例えば、ガスや水道のトラブル、その他設備の不具合がないかどうかの確認をしたこと。
内見のときに破れていた網戸は、事前に伝えておいたのでこの時までに直しておいてくれました。

一通り終わると、売主様は帰っていき、
あとはうちの都合で不動産屋さんにもお付き合い頂いて
各部の寸法やコンセントの位置など、
家具家電の新調、配置に必要な情報を入手。

ご飯を食べたら午後はお買い物♪
ニトリ、ホームセンター、ヤマダ電機などで家具家電の調査。
と言ってもその日見たばかりで寸法・デザイン・コーディネイトなどすべて理想通りのものが見つかるはずもなく、家具家電探しは後日に持ち越し。

決済・引き渡しでやること

決済日は再びローンセンターへ。
私、売主、担当さん、銀行の担当さん、司法書士さんが集まります。

住宅ローンの契約からこの決済までの間に、“金利プランの決定”という大事なプロセスがあります。
選んだ金利プラン次第では、返済額が大きく変わってきます。
ちなみに私が選んだのは“変動金利”。

住宅ローンの事前審査から決済までの流れと金利プランの決定についての記事は下記を参照してください。

この日、銀行から私の口座にお金が振り込まれ、振り込まれた口座から関係各所の口座に必要な諸費用が振り込まれていきます。

決済日に引き落とされる金額と内訳はこちらの記事にまとめていますので、参考にしてください。

尚、この日、お金以外で必要なものはこちら。

  • 印鑑3種(認印、銀行印、実印)
  • 身分証明書

所要時間は大体2時間ほど。
銀行の方が次々に必要経費の引き落とし手続きをしていき、それを売主が確認。
その間にマンションの管理組合宛に、居住者変更の書類、管理費・修繕積立金の引き落とし口座の設定をしていました。

その後、司法書士さんが現れ、抵当権の設定と登記をしてくれました。
これで、登記簿に私の土地・建物の情報が載ります。
いわゆる土地の権利書、「不動産登記権利情報」は後日新住所に郵送されるとのこと。

売主に物件の代金を支払い、ローンの契約と諸々の手続きを終え、法的にもこの物件の持ち主となった私は、マンションの部屋の鍵を受け取り、メールボックスの開け方を教えてもらいました。

ここで他の方々の仕事は終わり。
あとは銀行の方から保険の勧誘があって(笑)その日の一連の流れは終わり。

引っ越しが楽しみで仕方ない私はその足で渋谷のニトリへ向かい、
新調する予定のカーテンやベッド、ソファを物色するのでした(*´艸`*)

夕方自宅へ戻ると、自転車で自分のものとなった家へ向かい、
もらった鍵で扉を開けてついに自分のものとなった感動を噛みしめるのでした。

次回は、引っ越し編

ついに自分のものになった中古のフルリノベマンション。
引っ越しが楽しみです(*^^*)

次回は引っ越し編、その次の生活編では、
買ってみて良かったこと、後悔したこと、
何か不具合などのトラブルがなかったのかなど、
実際に自分で買った物件に住んでみて感じたことをリアルにお伝えしていきます!

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