30代、一人暮らしの独身女性が中古マンションを購入するまでの道のり⑤

住まい探し

ついに心惹かれる物件に出会ったしょうこ。
今回、ようやく家を買います!

購入決断の瞬間

前回までの経緯はこちら↓

翌日、私はこの物件の購入を決意し、不動産屋に連絡しました。
せっかく決断しても先を越されたら意味がない!

昼休み、不動産屋から着信がありました。
折り返してみると、
「今のところまだ、購入申込書を出した人はいないそうなんですが、他にも準備をしている人がいて、急いだ方が良いとのことでした。
先方が明日休みなので、今日、先手打っちゃいましょう。
今日、お仕事は何時に終わりますか?
僕待ってるんで、今日中に書いてFAXしませんか?」

仕事終わったら…って不動産屋着くの9時よ?
あ、でも…そっか。
こういう職種の人って、どれだけ契約とったかで自分の業績や給与にダイレクトに影響するんだろうな…
単純に忙しくてどうせ遅くまで残業するならってのもあるだろうけど、夜中まで残ってでも契約は取りたいんだろうから、こっちが申し訳ないとかそういう問題じゃないんだろう。

購入申込書というのは、売買契約の前に売主に対して購入の意思を示すもの。
法的な意味は全くないので、内容も簡易的なもので、どこの誰が買いますよ、程度のものです。

というわけで、その日の仕事帰りに不動産屋へ。
夜9時。閉店後の店内に入ると、薄明かりの中、担当のお兄さんが仕事をしていました。

「あ、しょうこさん、すみません。
遅くに来て頂いて。
早速購入申込書を書きましょう。」

先述の通り、購入申込書は簡易的なものなので、記入は短時間で完了。
ついでに住宅ローンの事前審査の書類も書いて提出。

担当のお兄さんによると、購入申込書は基本的に先着で受け付けられるので、
先に出した人がいなければ大丈夫だろう、
が、先着より強いライバルがいるとのこと。

「現金購入です。
我々の業界、現金購入は強いので、購入申込していても、
契約前に現金購入が現れたら持っていかれちゃいます。」

ウン千万を現金で一括購入する強者がいるのか…
お金はあるところにはあるのね^^;

とりあえず契約日までは油断できないってことか。
他にも狙っている人何人かいたみたいだし、何もありませんように。

契約準備のステップ

翌々日、不動産屋から連絡がありました。
購入申込書が一番乗りで受理されたので、契約の日程を決めたいとのこと。
私のシフトを確認し、1週間後に決定。

準備するものを一通り伝えられ、電話を終えました。

売買契約に必要な書類や持ち物は?

準備と言っても契約の段階で必要なものは多くありません。

  • 印鑑
  • 手付金220万(どこが多くないんだ)

その他、契約の段階では必要ないものの、次のステップ(ローンの契約や決済時)に必要なものについて準備を始めるように言われました。

  • 実印
  • 印鑑証明
  • 住民票

先方の提示している引き渡し日が決まっているため、契約が済んでからローンの契約や決済までの期間が短く、契約後のことも考えて契約前から平行してそちらの準備も進めていかなければなりません。

実印は持っていなかったので、ネットで早急に作成しました。
申込から配達まで1週間程度だったでしょうか、案外早かったです(^^)
独身女性の場合、苗字が変わってしまう可能性があるので、
下の名前で作るのがおすすめ!

気合い入れて作っても良いですが、
だんだん世の中印鑑レスになってきているので、
安いので十分かと(^^;

実印は作っただけでは効力を持ちませんので、役所に行って印鑑登録をしないといけません。
シフトも決まってしまっている中、時間を作ってこれをやるのがなかなか大変でしたが、
9時前から開けてくれていたりするので助かりました(;_;)

手付金に関しては別記事にも書いたのですが、
これだけは現金で契約日までに用意しなければなりません。
物件価格の5~10%程度。
ATMの引き出し限度額を超えてしまうので、窓口へ行かなければなりません。

ところが私はここで痛恨のミス!(汗)
遅番の日の出勤前に、印鑑登録や住民票と手付金の引き出しをいっぺんに済まそうとしたのですが、
駅前の銀行に行ったら、窓口が閉まっていました(;゚Д゚)!?

近年銀行って大きい店舗に統合してしまって、窓口減ってるんですよね…
そこもちょっと前まで窓口やってたはずなんですが、いつの間にか統合されて潰れてる(((;°▽°))

えーどうしよう(´;ω;`)
たぶん2駅離れた大きい駅の銀行なら窓口開いてるはずだけど、仕事間に合うかなぁ…
とか言ってる間に走った方が早いっ!!

と、その足ですぐ電車に乗り、大きい銀行の窓口に駆け込みました。
途中、銀行の入口がわからず泣きそうになりましたが(笑)何とかたどり着き、
それほど混んでいなかったため無事にお金を引き出すことができました^^;
あぶないあぶないε-(´∀`; )
こうならないよう、必ず予め銀行や役所の営業状況は調べておきましょう(笑)

必要なものは揃いました。
あとは契約の日を待つだけ!

ローン事前審査は通った?

ローンの事前審査の結果は翌日には出ていました(早)
変動金利35年で店頭金利より1.75%引き下げ。
0.725%で三井住友銀行に承認が通ったとのことでした。

ローンが通るかどうかは1番心配なところでした。
当時私は転職して1年のため勤続年数がマイナスポイント。
一応不動産屋さんに確認したら、薬剤師という職業、転職前と後で仕事の内容が変わっていないことなどからあまり影響はしないだろうとのことでしたが…

とりあえず売主買主双方の安心のためと、契約~決済までの間にスムーズに本審査を進めるために、
契約前の段階で大手1行事前審査を受けておいた方が良いとのことで、
受けておいたのが無事通りました。

事前審査の信頼性ってどれくらいなんだろう…?
調べてみても、あんまりはっきりしたこと書いてない(笑)
そりゃそうだ、事前審査通れば本審査も通りますなんて書いて、読んだ人が通らなかったらクレームくるもん(笑)

現実に落ちる人もいるみたいだけど、落ちる確率は決して高くない…という印象ではある(笑)

普通に考えたら、事前審査って簡易審査だからほぼ数字しかみないと思うんだけど、
例えば私みたいに勤続年数は短いけど、転職しても前の仕事や役職がそのまま続けられているというプラスの事情は、事前審査の段階では加味されないわけで、
逆に個人信用情報やその他何らかのマイナス要素を持っている人も事前審査の段階で加味されない。

つまり、事前審査であまり良くない数字があっても審査に通った人は、
本審査ではプラスになる要素しかないわけで、落ちにくいと考えられるけど、
逆に事前審査でチェックされないマイナス要素を持っている人は本審査でどんでん返しの可能性も否めない。

他のサイトを見ていると、
やっぱり気づかないうちに何らかの延滞(携帯端末の割賦金が見逃されがち)が発生して
個人信用情報に傷つけてしまっている可能性が高いと書いてあるものが多いので、
そういうことなのかな…という気がします^^;

かと言って、マイナス要素がなければほぼ確実かと言われるとそうでもなさそうで、
私の不動産屋の担当のお兄さんは、
「しょうこさんの内容なら問題ないと思いますが、賃貸の解約手続きはローンの本審査通るまで待ってください(;`・ω・´)」と言っていました。
もし落ちた時に責任持てないっていうのが1番の理由だろうけど、恐らく経験上落ちた人は実際にいるんだろうなーと思います。

あとはローンの借入額が無理していないか…ですね。
借入額が無理のない範囲かどうかは別記事にまとめてあるのでご参照ください。

ついに迎えた契約当日!

契約の準備は整い、いよいよ契約の日。
無事に終わるのか…?

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