こんにちは。
30代独身持ち家女子しょうこです。
前回はインターネット回線×プロバイダの料金・各種速度パラメータ・サービスの特徴について比較し、一番コスパの良いインターネット回線事業者について検討しました。
しかし、公表されている数値やスペックではプロバイダ間で大きな差がない、
もしくは非常にハイスペックであるにも関わらず、
一部情報では繋がりにくい、遅いと言った噂もありました。
そこで今回は各回線事業者の口コミもピックアップし、
失敗のない、信用に足る回線事業者を検討することにしました。
前提:そもそもプロバイダ間で速度の違いはあるのか?
インターネット供給の仕組みは、
インターネット回線を提供している企業(NTTのフレッツ光、NURO光、auひかりなど)から回線を引っ張ってきて、
インターネットプロバイダがインターネットサービスを提供(IPアドレスの付与)することによって成り立っています。
私のような素人なりの例えをすると、
水道からホース(回線)を引っ張ってきて、出た水(IPアドレス)を各家庭に配布するのがプロバイダさんの仕事。
ホースの太さが変わらなければ、水をバケツにくみ取る作業スピードは変わらないけれど、
①水の入ったバケツを配るプロバイダさん達の人手が足りなかったり(プロバイダの機器設備等による処理速度のキャパの問題)、
②配布するご家庭の住所がわからず迷子になったり(プロバイダからIPアドレスを付与するのに時間がかかる)、
③各家庭のMyバケツが小さくて一度に運べる水の量が少なかったり(各家庭の機器の性能の問題)
④水の使用量が非常に多いご家庭だったり(インターネット使用量に供給が追いつかない)
これらが速度に影響してくるため、①~④の原因でプロバイダにより速度の差が出る場合があります。
そのため、自宅で対策可能な場合もありますが、プロバイダの変更で改善が見込める可能性もあるのです。
原因 | プロバイダ変更での改善の可能性 | 自宅での対策 | |
① | プロバイダの機器設備の問題 | あり | プロバイダ変更 |
② | IPアドレスの付与に時間がかかる | あり(IPv6を利用すれば改善できる見込み) | IPv6サービスの申込・設定 |
③ | 各家庭の機器の性能の問題 | あり (プロバイダ貸与機器が原因である場合) | ルーターやケーブルの 買い替え |
④ | インターネット供給が 追いついていない | あり(上記の②が主な原因である場合) | インターネット利用時間・ 利用量の工夫 |
インターネット回線×プロバイダ5選 口コミまとめ
以下に、いくつかピックアップしたインターネット回線×プロバイダ事業者の口コミをまとめました。
尚、SoftBank光に関しては私が利用歴がありますので、以下の記事を参考にしていただけたらと思います。
NURO光
NURO光に関する良い口コミ
- 回線速度が速く、夜間でも安定しているのでオンラインゲームや動画もストレスなく楽しめる。
- 価格が高めだが、速度や安定性が非常に良いのでコスパが良い
- カスタマーサポートが優秀で対応が迅速
- 速度保証があり、満足いかない場合は解約手数料無料
- 導入工事が早く、ルーターの設定も簡単なので、利用開始がスムーズ
NURO光に関する悪い口コミ
- 料金設定が他社より高い
- NURO光は利用可能エリアが限られている
- セールス電話がしつこい
- 回線速度に帯域制限があるため、夜間に遅くなることがある
- 解約手続きが面倒で、手数料が高い
- 契約時に速度保証はあるが、遅くなることがあり、不安定だと感じる
- カスタマーサポートの待ち時間が長く、対応も良くない
- 回線速度は速いがPing値が高いため、オンラインゲームには向いていない
回線速度は基本的に速いようですね。
おそらく使用しているルーター、ケーブル、Wi-Fi環境等の影響で速度には個人差が出ており、
月額料金が高めの設定になっていることからも「高い割には・・・」とコスパが悪いと感じている方もいるのだと思います。
Ping値も11msほどの数値が出ており、決して悪くないです。
NTTの光回線がすでに全国展開なのに対して、NURO光やauひかりなどの独自回線は提供エリアがまだ拡大過程のため今後提供エリアが広がる可能性はあるものの、現時点では対象エリア外の地域も多いのがデメリットですね。
auひかり
auひかりに関する良い口コミ
- 通信速度が上り下りとも非常に速く、夜間でもストレスなく利用できる
- WiーFiルーターの性能が良く、通信が安定している。
- 契約、及び解約手続きが簡単でスムーズだった
- 料金が他社に比べて安く、コスパが良い
- カスタマーサポートの対応が良く、スムーズに問題解決できた
- セキュリティ機能が充実しており、安心して利用できる
- 電話の音質が非常に良く、通話品質が高い
- 利用開始から長期間経っても、速度が安定している
auひかりに関する悪い口コミ
- インターネットの速度が安定せず、回線が頻繁に切れる
- カスタマーサポートのが不親切で対応が悪い
- インターネット速度が契約時に提示された速度と異なる
- 契約解除手続きが面倒くさい
- 契約期間中に値上がりした
- ルーターが古く、WiーFiの電波が弱いため環境によっては遅い、または繋がらないことがある
auひかりの月額料金は他社と比べて安くはないものの、同じ独自回線を持っているプロバイダであるNURO光と比べる料金設定は抑えられており、NURO光と他のプロバイダの中間くらいの設定になっています。
さすが携帯電話会社系列のプロバイダだけあって、通話品質に関しては高評価のようですね。
auひかりに関してはわかりませんが、
以前携帯電話をauから楽天モバイルに乗り換えたときに、
乗り換え番号を取得するためにauのカスタマーサポートに電話したところ、
電話での解約手続きにありがちなしつこい引き止めがなく、
割とあっさり解約手続きに応じてくれたという経験があります。
参考までに乗り換え先を教えてください、程度でした。
解約時の手続きがスムーズだったという意見が多かったので、
au自体、もしかしたら解約に関してしつこく引き止めることはしない方針なのかもしれません。
ドコモ光
ドコモ光に関する良い口コミ
- プロバイダーの速度は速く、安定している。
- 契約時に提示される金額以外に工事費やルーター代などがかかるが、
キャンペーンなどを上手く利用すれば初期費用や月額費用を抑えることができる。 - ドコモのスマホと一緒に契約すると、料金が割引になる
- ルーターの性能が高く、Wi-Fiも安定している
- 契約後のサポートは手厚く、トラブルにもスピーディーに対応してくれる
ドコモ光に関する悪い口コミ
- プロバイダの速度は速いが、回線速度に問題がある
- 契約解除の手続きが煩雑で、解約手数料も高額なので、契約前によく検討する必要がある
- 地域によっては通信速度が低下することがある。
- 契約期間が3年と長く、自由に契約を変更することができない
ドコモって4大携帯電話キャリアの中でも一番お堅いイメージがあるのですが、
こちらも例に漏れず(笑)高機能や料金の安さよりも、高い信頼度と手堅い運営、
という印象を受けました。
速さに関してはすごく推している口コミが少ないのですが、安定性に関しては悪い口コミが少ない。
ただし、お堅いので手続きやら何やらは煩雑。
手数料もしっかりとるし、月額料金も安くはないけれど、
その分ユーザーサポートはしっかり、そんな印象を受ける口コミですね。
楽天ひかり
楽天ひかりに関する良い口コミ
- 速度が非常に速く、夜間でもストレスなく使える
- 他社に比べて料金が安く、コスパが良い
- 契約・解約の手続きが簡単でスムーズ
- カスタマーサポートの対応が迅速
- 利用開始から長期間経っても、速度が安定している
楽天ひかりに関する悪い口コミ
- 光回線が通っていない場所に住んでいるため、利用できなかった
- カスタマーサポートの対応が不親切で問題解決に時間がかかる
- 契約内容や料金プランが複雑で理解しづらい
- 解約手続きが面倒
- 利用開始後数ヵ月で、速度が遅くなった
- 速度制限があるため、一定時間以上利用すると速度が遅くなる
楽天ひかりのWi-Fiルーターは“自分で用意”です。
基本的に楽天ひかりが動作確認をとっている機種であれば問題ないはずなので、
不安定なのは楽天ひかりが推奨している機種を使用していない可能性も考えられます。
また、楽天ひかりはIPv6に対応していますが、
楽天ひかりの推奨機種でなければ利用できずかつ
開通後自分でIPv6利用の設定を機器側でする必要があるようです。
せっかくIPv6を利用できるにも関わらず、利用できていない可能性もあるので、
しっかりプロバイダのHP等確認しましょう。
料金設定は普通ですが、
楽天モバイルと併用で月額料金が1年無料のキャンペーンは非常に魅力的です。
ちなみに、1年無料のキャンペーンを利用すると50160円お得、
他社のスマホ併用割引(月額1100円値引き)と比較すると
3年間(楽天ひかりは3年縛り)使用した場合、3年間で39600円お得になります。
3年くらいの使用ならば楽天モバイル×楽天ひかりがお得で、
それ以上長く利用し続けるようならいずれ他のキャリアの方がお得になっていきます。
楽天ひかりはポイントアッププログラムSPUの対象にもなっていますので、
楽天ヘビーユーザーの方にとっては上記の額に加え更にメリットがあります。
(ただし、SPUの条件は年々改悪されているので、3年後にはSPU対象外になっている可能性もあります)
GMOとくとくBB
GMOとくとくBBに関する良い口コミ
- 速度が速く、夜間や休日でも安定した速度を維持できる
- 他社と比べて料金設定が安く、キャッシュバックキャンペーンも充実
- 解約手数料が無料
- レンタルルーターのWi-Fiの電波が強く広い家でも使える。
アクセス障害も少ないので通信が途切れることがない - カスタマーサポートが親切丁寧で迅速
GMOとくとくBBに関する悪い口コミ
- 契約解除、オプションサービスの申込や解除手続きが複雑
- キャッシュバックが遅い
- IPv6の設定が難しい
- 契約内容が不透明でわかりにくいため、気づいたら高額になっていることがある
- 速度が遅い、Wi-Fiの電波が届かない、アクセス障害が多い
- カスタマーサポートが不十分
GMOとくとくBBは月額料金の設定が他社より低い水準であることが特徴です。
しかし、もしかしたら契約時にありがちな「○○オプション加入(△か月無料)で月額料金が□□円引き!」で気づかないうちにオプション料金が発生しているということがあるのかもしれません。
契約前にオプション加入についての説明をよく探して読み、
契約後も契約内容を確認してオプションや値引き対象期間について自分でよく確認しておいた方が良いかもしれません。
実は省略したのですが、“2年縛りの契約なのが長い!”という不満が一番多かったのですが、
他社と比べても2年縛りは普通ではないでしょうか?
3年だと長いと感じますが・・・
ということは、もしかして“当たり前のことをわざわざ掘り起こして不満点として挙げるほど、取り立てて目立った不満が少ない?”という可能性を感じました。
インターネット回線×プロバイダ 口コミまとめ
インターネットの通信速度に関する口コミは、
どのプロバイダでも速いという意見も遅いという意見もありました。
“料金の割には”速い(または遅い)というニュアンスで書いている口コミもあると思うので、
結局速さに関しては実測値を見て考えるしかないのかな、と。
以下に、各種プロバイダの速度実測値をまとめてくれているサイトを紹介します。
速度に関してはこちらも参考になさってみてください。
みんなのネット回線速度(みんそく) | 速度比較が出来る通信速度測定サイト (minsoku.net)
しかし、回線が同じでもプロバイダによって速度差が出てしまう原因の1つ、
“IPアドレスの割り当てに時間がかかる”という点は
IPv6という通信方式を利用することで解決できるため、
IPv6に無料で対応してくれるプロバイダを利用することは
プロバイダ選びにおいて失敗しにくいポイントになると思います。
料金に関しては、
短期的には楽天モバイル×楽天ひかりの1年無料&SPUが最強だと思います。
1年無料が終わったあとも平均的な価格のため続けやすいです。
それ以外の大手携帯キャリア×プロバイダの組み合わせもおすすめです。
特徴 | |
au | 料金は1番高いが、独自回線&IPv6対応で最も高い通信速度が期待でき、 スマホ割引を利用することで高速通信を他社と同じ料金水準で利用することが可能 |
ドコモ | 料金は高めだが、高い信頼度で安定性を期待できる。料金はスマホ割引や キャンペーン利用で他社と同じ料金水準で利用することが可能 |
ソフトバンク | 料金は平均的だが、IPv6を利用するために別途機器の有料レンタルが必要。 スマホ割引や各種キャンペーンを利用することで有料レンタル代を相殺することが可能 |
速度重視ならば、料金は高めですが、独自回線×IPv6対応のNURO光がおすすめです。
しかしながら、技術が高い分人気も高いため
混雑する時間帯などは繋がりにくくなっている可能性もあります。
そういう意味では程々の人気のプロバイダの方が、
結果的に速い、もしくはストレスを感じにくいかもしれませんね。
通常の料金設定はGMOとくとくBBが他社より月額300~1000円程度お得です。
楽天ひかりの1年無料が終わった後や各種キャンペーン終了後などに乗り換えれば
長期的にはお得になると思います。
各社の口コミとスペック、料金を比較しながら乗り換え先を検討していきましょう!
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