ひとまず賃貸での一人暮らしを始めて１年半。
契約更新の時期が迫り、購入か契約更新か別の賃貸へ引っ越しかを検討中。
まずは不動産屋へ行き、２軒の物件を内見したのでした。
３軒目の内見
２軒の内見後、その物件はお断りしたものの、それぞれに学びはありました。
その後また、不動産業者からメールで築１３年ほどの築浅デザイナーズマンションの紹介があり、見に行くことにしました。
<訳あり物件の内見>築浅デザイナーズマンションがお買い得な理由とは？
この物件も自宅から徒歩でいける範囲。
担当の方と近くの駅で待ち合わせて向かいます。
実は前日に担当の方からこんなメールをもらっていました。
“物件広告に告知事項ありとなっていたため、
担当者に問い合わせたところ、詳細がわかりました。
該当物件ですが、前所有者がこの部屋で亡くなっています。
病死で、欠勤が続いてすぐに気づかれたため、事件性もなく、
部屋への影響もなかったそうですが、
その後譲り受けた業者は気を使って
壁と床は張り替えてから売りに出したようです”
とのこと。
“告知事項”とはその部屋で殺人や自殺、火事などの事件があった際、
次の居住者が心理的な負荷を感じたり、
資産価値に影響したりすることを免れないため、
事前に告知しておかなければならない事項です。
自分が気にするかどうか、も含めて
ご近所から変な噂が立ったりすることもありますし、
いざ自分が売ろうとしたときに売れない、
或いは売買価格が下がってしまうという不利益を被る可能性もあります。
一応このような告知事項は
事件があった後、一居住者間に挟んでいれば告知義務はなくなるそうなので、
自分が気にせず住めば自分が売るときに告知義務そのものはなくなります。
ただし、近所に長く住んでいる人がいると
その噂は残り続けることになりますし、
“大島てる”という事故物件検索サイトに載せられてしまうと、
半永久的に情報が残り続けることになってしまいます。
ただし、最近は安いからという理由で敢えて事故物件を狙っている人もいるので
一定の需要はありそうですが、
貸すにも売るにも価格は下げられてしまいそうです(^^;
私的には、地球上人が死んだことのない場所はないだろう、という考えで
とりあえず見るだけ見てみることにしました。
それに、買ったときは問題がなくても、後々何らかの原因で【訳あり物件】になってしまうこともあり得るので気にしすぎてても仕方ない！
もし自分の不動産が訳あり物件になってしまったときの対処方法についての記事はこちら↓
<訳あり物件のレポート>気になる問題点とメリット・デメリットは？
物件は6階。
デザイナーズマンションだけあって外観も内装もおしゃれ。
部屋に入ってすぐに気づいた変わった造り。…なんだこれ？
造り付けの寝床…みたいな感じかな？
上半分はすりガラスで覆われていて人1人横たわれるようになっていて、下半分は収納。
収納の1つには海外風のおしゃれな洗濯機。
広々としたカウンターキッチン。
おしゃれな洗面室やお風呂。
奥行のあるバルコニー。
私にとって“告知事項あり”はそれほど気になりませんでした。
事件性や物件へのダメージがなかったのならむしろ安くなるのは大歓迎。でも、結局この物件は購入に至りませんでした。理由は
- 洗面室とトイレが一緒なのは好みじゃなかった
- 備え付けの海外製洗濯機が後々修理や買い替えの際のネックになると思った
訳あり物件だったためにおしゃれマンションがお得に手に入るところだったわけなんですが、おしゃれとお得に騙されちゃいけない(笑)
妥協が必要な場合もありますが、譲れるところと譲れないところ、損得勘定は感情に流されずにする必要があります。
おしゃれなモデルルー厶や営業トークに唆されて、大した料理もしないのに無駄にグレードの高いキッチン買っちゃったりとかしないように。
<行き詰まり>不動産屋から連絡が途絶えた！
その後、何故かこの不動産屋からの連絡は途絶えます。
原因ははっきりわかりませんが、3軒目を見た時の反応は良かったのに、結局購入する気配がなかったことから、買う気がないと見なされたのかもしれませんね(笑)
こちらからネットで探してこれが見たい！と言ったらもちろん連れて行ってくれたと思いますが、そこまでピンとくるものもなかったし、いいなと思っても高すぎたり、安すぎて逆に心配になったり。
こちらからのアクションがなかったことも、不動産屋に見切りつけられた原因かもしれません(^^;
この後、また私は別の不動産屋(センチュリー21)に相談にいきますが、そこでも気に入る物件は紹介されず、ろくに担当者と連絡もとらないまま、また行き詰まりへ。
賃貸の契約更新まであと半年。
この時点で私の中で決まっていたのは、引っ越し代がもったいないから賃貸のままなら引っ越さない、どうせ引っ越すなら買って引っ越す、ということでした。
<次回予告>マイホーム探しの決定打！
なかなか、予算内で納得のいく物件に出会えず。
不動産屋にも相手にされず(？)
次回、ついに良い物件に巡り合い、とんとん拍子に事が進みます！
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