31歳でマンションを購入した独身女性が物件探しに使ったアプリの話。

探し方

物件を探すにあたっては、実際に目で見るのも大事ですが、なるべく効率良く探すには事前リサーチも大事です。
今はネットやスマホアプリで簡単に物件探しができますが、賃貸に強いサイト、売買に強いサイト、写真が豊富なサイトなど特徴は様々。
今回は私が物件探しに使ったスマホアプリを中心に、その特徴のまとめと比較をしたいと思います。

私が使った3つの住まい探しアプリ

私が最終的に絞って利用していたアプリは以下の3つ。

物件探しに利用したアプリ
  • SUUMO
  • LIFULL HOME’S
  • at home

言わずと知れた大手ですね。
その他にも面白いのもあったので上手く良い物件に出会える人もいるかもしれないのでご紹介していきます。

最終的に絞った3つ(大手サイト)

SUUMO

業界最大手の物件検索サイト。
おそらく物件数もアプリやサイトの使い勝手も一番良かった。
それでも他のサイトを併用したのは、最大手だと得られない、掘り出しもの情報があるかもと期待したから。

私がSUUMOで一番活用していた機能は、住宅ローンシミュレーション。

SUUMOの住宅ローンシミュレーション機能
  • 物件価格
  • 頭金
  • ボーナス払い
  • 管理費
  • 修繕積立金
  • 利用銀行とローンプラン(変動金利、固定〇〇年)による金利

これらを加味した月々の支払額シミュレーションをする機能があること。
物件価格だけ見ても、予算に見合っているかどうかわからないので、
月々の支払額をシミュレーションすることで予算のイメージがしやすいです。


他のサイトやアプリでも、シミュレーション機能はあるけれど、結局はこれが一番シンプルで使いやすかったですね。

LIFUL HOME’S

これも有名ですね。物件数はSUUMOの次に多いと思います。

こちらも月払いシミュレーション機能あり。
久しぶりにいじってみましたが、前よりも見やすくなっているような?(気のせいかも)
こちらのシミュレーション機能の残念なところは、金利は自分で設定なんですね。
正直金利がいくらになるかなんて審査受けるまでわからないし、銀行によって最低金利も違うから初めての人には金利をいくらに設定して良いかわかりません。
各銀行の金利プランごとの数値を選べるようにしてくれた方が初心者としては使いやすいと思うんだけど・・・

まぁ、そこは自分で普段給与口座に使っている銀行とかで調べて数値入れれば良いと思います(^^;

物件数はSUUMOに次いで多い。
そもそもSUUMOが物件数NO.1なのかどうかも実際どうなんだろう?
と思うところもあるのだけれど・・・
また別の機会にアプリやサイトの各論みたいな話ができればお話しますね。

at home

こちらも有名大手。
SUUMO、HOME’Sに比べると若干物件数は少ない印象です。
1、2度、SUUMOで見かけない物件があったのを見つけたことがあるので時々チェックしていました。
というより、各アプリで検索条件での絞り込み方が違うので若干引っかかるものが違ったのかもしれません。

その他、参考アプリ

私が当時使っていたアプリをご紹介しましたが、思い出すために再ダウンロードしながら、いくつか私の時にはなかった新しいアプリも見つけたのでご紹介します。
物件数では圧倒的に上記3つのアプリの方が多いですが、特徴的な部分があったのでピックアップしてご紹介します。

Canary

ちょっとオシャレな可愛らしいデザインのアプリ。
画面が見やすいのが特徴的。
ちょくちょく物件情報をチェックするのに、やっぱり視覚的に見やすいのは大事なポイントですね。

可愛らしさだけでなく、検索機能の充実、返済シミュレーションなど基本的な機能はしっかり揃っているアプリです。

ミノリノ

主にリノベーション物件を扱っているようです。
なので、物件数は少なめ。
私は初めてフルリノベーション物件を見たときのワクワク感からリノベ狙いだったので、リノベ物件に的を絞って探したいなら良いかもしれません。

こちらのアプリの資金計画シミュレーションは、年収を入力すれば諸費用の概算や返済比率を計算して、収入や自己資金に見合った金額か診断してくれます。

用途は限られますが、リノベ狙いの方、もしくは返済シミュレーション目的のみでも、持っておいても良いアプリだと思います。

カウカモ

物件数は圧倒的に少なかったのですが、「おっ、これは!?」と思ったことが1点。

めちゃくちゃ写真数が多い(°Д°)
他社では外観や近隣施設しか掲載されてない物件が、これだけ内装の写真盛り沢山!
むしろ何でその物件内部の写真持ってるん??(疑)

そしてもう1点。
物件1つに対する運営からのコメントが充実してる!
普通せいぜい二言三言なのに、こんなに丁寧にコメントして頂いていいんですか!?ってくらい、スマホの画面いっぱいのコメント。

そりゃあ物件数は少なくなるわ(笑)
これだけ1軒あたりを充実取材してたらね。
お目当ての物件についてのレポートがある確率は低いかもしれませんが、気になっている物件について、もう少し詳しい情報が欲しいな…というときに覗いてみたら、+αの情報が見つかるかもしれませんよ。

記載内容に注意?ネット広告の読み方

SUUMOなどのサイトを見ていて、お?この物件安いぞ!と思って食いつくと、実は落とし穴がある場合があります。
流石に購入の際には不動産業者がきちんと説明してくれると思いますが、広告を見てお買い得物件だと思ってワクワクしてたのに行って話を聞いたらがっかり、なんてことにならないように、広告を見る時には必ずチェックした方が良いところをお伝えします。

敷地の権利形態

売買物件を見ていると広告に必ず書いてあります。
この物件安い!と思うと実は高くつく可能性があるので注意。

ほとんどの物件はこの欄に“所有権”と書いてあります。
マンションの建物の一部分+その敷地の一部を所有できるわけですね。
なので、住まなくなれば売ることも可能です。

ところがこの敷地の権利形態のところに、“借地権”と書いてある場合があります。
この場合、建物は購入して所有しているけれども、土地は借りているだけなので、毎月賃料を払わなければなりません。
ローンが終わっても、賃料は払い続ける。
賃貸とマイホームの中間みたいな、なんとも中途半端な状態。

その上、毎月お金を払っても完全に自分のものにはなりません。
私の祖父母の家がこういう状態だったんですが、祖父が亡くなったときに、土地を借りている祖父が亡くなったことによって祖母が出ていかなければならなくなるとか何とかで揉めてました(詳しいことはわかりませんが、何とかなったみたいで今も祖母は同じ家に住んでいます。)

なので、そもそも購入する理由は、毎回ローンを払っても、資産が手元に残る、というところにあると思うので、資産が手元に残らない借地は意味がなくなってしまいますよね(^^;

物件の状況

売買物件を探している最中、この欄にこう書かれている物件に出会うことがあります。

“賃貸中”

つまり、所有者が自分で居住せず、誰かに貸している場合ですね。
ということは、他の誰かが住むのであって、自分が住むことはできません。
オーナーチェンジ物件といいます。

初めから自己の居住を目的とせず、不動産収入を得ることを目的としているので、
家賃収入が入るから損はしませんが、住宅ローンは組めません。

自分自身は賃貸派だけど、資産として不動産を購入して副収入を得たい!
ってことだったらありかもしれませんが、
事業ローンを組むとなるとまた話は変わってきますよね。
住宅ローンとどう違うか、という話はまた後日調べてお伝えできたらと思います。

不動産購入物件探しにおすすめのアプリ・サイトまとめ

以上、私が住まい探しに利用したアプリと、その他の最新アプリ、ちょっと変わったアプリをご紹介させていただきました。

検索するだけなら大手3アプリを使い勝手で1つ選んで使えば十分だと思います。
しかし、資産計画シミュレーションや物件の詳細情報の充実感などには様々な特徴があります。
物件数だけではなく、自分の知りたい情報に合わせたアプリを組み合わせて使うことが大切です。
今回は一部ご紹介しましたが、ぜひ色々試してご自身に合った住まい探しサイト・アプリを見つけてください(^^)

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