31歳独身女性が一人暮らし用のマンションを購入する際の要チェック事項ー内見編

探し方

家を買う際には内見は必須。
実際に自分が高いお金を払って買って住む家を見ないで買うなんてことありえませんよね。
でも、実際見に行っても、どこを注意して見たら良いんだろう?
何か重大な見落としがあって後悔したらどうしよう?
そうならないためにも、私が実際に見に行くときにチェックしていたことをまとめます。

内見に必要な物は?

持ち物編

物件見学の際に必要なもの・・・
必ずなければいけないものはありません。
が、あると便利なもの。

見学時の持ち物
  • メモと筆記用具(スマホで代用可能)
  • カメラ(スマホでOK)
  • メジャー(iPhoneにデフォルトで“計測”というアプリがあります)
  • 方位磁石(iPhoneにデフォルトでコンパスアプリあり)
  • ピンポン玉?(床が傾いていないか心配なら。iPhoneの計測アプリで代用可能)

結局スマホ持ってれば十分じゃん(笑)

私はiPhoneユーザーなので、一応調べましたが、
androidスマホでは、プリインストールではなくとも一応似たようなアプリはあるようです。

スマホで代用できないものとしては、印鑑とスリッパ。
正直いらないと思います。
即決したいくらい良い物件だった時のために印鑑を持っておく・・・即決する??
調べたところ書いてあるサイトは多いですが、どちらかというとこれは賃貸の話ですよね(^^;

スリッパは不動産屋さんが用意してくれることが多いそうです。
荷物になるし、わざわざ買ってまで用意しなくても良いと思いますが、
空き家ならば人が住んでいなければ埃も溜まるでしょうし、
少なくとも汚れても良い靴下で行くと良いでしょう。

服装編

特に決まりはないですし、スーツで行く必要などないので普段着で良いのですが、
かといって売主様に直接お会いする可能性もありますし、
高い買い物をしようというのにお金持ってなさそうな装いではなめられそうなので、

内見時の服装
  • ブラウス
  • カーディガン
  • スラックス
  • きれいめパンプス

こんな感じで行きました。
オフィスカジュアルか、オフィスカジュアルよりちょっとカジュアル寄りくらいで大丈夫だと思います。
カジュアルがいけないということも全くないですし。
スーツ持ってない専業主婦の方が見に行くことだってありますから。

でも、売主の気持ちになって考えたら、非常に高価なものを売買しようとしているのだから、
Tシャツにダメージジーンズにスニーカーの人と、きれいめコーデの人どっちと取引をしたいか?
って言われたら後者を選ぶ人が大多数かと思います。
なので、かっちりスーツやおしゃれコーデでキメなくて良いので、常識の範囲で身なりを整えていくのがマナーってところだと思います。

物件のチェックポイント

環境編

物件の価値は立地の影響が最も大きいそうです。
暮らしやすく、廃れることのない地域なら値下がりしにくいです。
実際の物件のチラシ、地図でもある程度確認が可能ですが、実際に歩いてみないとわからないこともあるので、気になる物件の周辺環境は実際に歩いて確認しましょう。
以下に私が実際に重要視していたチェックポイントを紹介します。

チェックポイント① 駅からの距離

私の主観ですが、ここは1番重要!多少無理をしてでも時間はお金で買うべきです。
もちろん、コロナ禍の影響で在宅ワークが増えた人、車通勤だから駅は使わないという人にとっては優先順位を下げても良い項目だと思います。
私は在宅ワークのしようがない職種のため、勤務中を除いて毎日の活動の大半を占める“通勤”に1番重きを置きました。

具体的には徒歩5分を理想とし、10分以内が許容範囲内。
駅の真ん前や線路沿いは電車の音がうるさいため除きます。
10分を超えてくると、遠いと感じ始めますし、女性の場合、帰宅時に徒歩区間が長ければ長いほど危険に遭遇する確率は高くなります。
駅から離れるほど暗くなり、逃げ込める店も少ないためです。

また、同じ距離でも、ルートをよく確認しましょう。
私の賃貸時代のマンションは駅から徒歩9分。
マンションから駅まで真っ直ぐ、車の通らない歩行者用に整備された道が続きます。
そのため、家から駅までの実測値は広告に提示されたものと同じ。

対して、初めて内見した物件は徒歩5分と提示されているものの、道中に信号が多く、実測値は8分。
悪い数字ではないですが、朝の忙しい時間に、これだけ信号に掴まるのは心理的な負担は大きいですよね(^^;

チェックポイント②駅の利便性

山手線などの大型ターミナル駅のすぐ側は家賃が高くてしょうがない上に、繁華街はうるさくて治安も悪いところが多いですよね。
おすすめは山手線に1~2駅程度でアクセスできる場所。
かつ、乗り換え1回以内で乗れる路線が多ければ多いほど便利です。
例え近くても乗り換え2回以上になると途端に面倒くさくなるので、職場、よく遊びに行くところなどが乗り換え1回以内で済むポイントを見つけましょう。

チェックポイント③買い物環境

通勤のために利用する駅の次に頻繁に足を運ぶ場所はスーパー、コンビニ、ドラッグストア。
自炊が苦手な人でもお惣菜なり冷凍食品なりが手に入るスーパーがあった方が、外食するよりは健康的で節約にもなります。

しかし、1回帰宅してしまったら、買いに出るのは面倒になってしまうもの。
これらの施設が駅から家までの帰路にあれば、仕事帰りに買い物を済ませることができます。
家から徒歩3分だとしても、駅とは反対方向だとちょっと不便かも。

とはいえ休日に急に必要なものができることもあるので、家から3分以内はとても便利。
だからこそ、駅から徒歩5分前後が理想なんです。
仕事帰りの買い物にも休日の買い物にも便利だから。
ある程度の大きさの駅なら、駅前にスーパー、コンビニ、ドラッグストアは必ず揃っています。

逆に駅前なのにこれらがない物件は住みにくいので、“安いけど住みにくい街”なので売る時に困る可能性もあるので要注意。
何もないうちに安く買って、住みやすい街に変わってから高く売るんだ!っていう考えもありなんですけど、素人にはそんなの、わかりません(笑)
上がる予測をするより、10年20年経っても大きく変わらないだろうと考える方が良いです。
そもそも自分が住むマンションであって、不動産投資をしたいわけじゃないのだから、いつか売る時に価値が激減していくらにもならなかった、でなければ十分なんです。
目的がブレると後で後悔するので、永住するつもりか、途中で売るつもりか、売るとしたら何年後を想定するのか、よく考えておきましょう。

また、実際の店舗の規模や品揃えは見てみないとわかりません。
仕事で遅くなる人は店舗の営業時間も重要です。
ネットで調べることも可能ですが、コロナの影響で若干営業時間が短縮されている可能性もあるので、見れたら確認しておきましょう。

チェックポイント④治安

購入するとなればそう簡単に住み変えられないので、特に女性においては治安は重要視したいところ。

俺は男だから大丈夫!治安は関係ないぜ!
って人も、わかるんだけど、後々売る可能性があるならそこもよく考えておきましょう。
自分は男だから良くても、いつか売る相手は男とは限りませんからね。
女性は治安の悪い物件は嫌うので、どんなに良い物件・良い立地でも需要は半減してしまいます。

具体的には以下のような地域は避けるべきでしょう。

  • 駅前に居酒屋、バー、パチンコが多い
  • 若者人口>>高齢、ファミリー層 の地域
  • 駅から自宅までの道が暗い、人通りが少なすぎる、または人は通るけど酔っ払いだらけ

若者に人気のスポットであっても、自分が住むのに犯罪が多く、酔っ払いだらけでうるさい、変なクラブのキャッチがうろうろ、では危険です。
流行スポットに住むのではなく、流行スポットまで15分~30分以内にアクセスできる場所、できればそれが定期券内に入って交通費がかからずにいける場所、だと最高です。

先程のチェックポイント③にも関わってきますが、暗い夜道は危険。
だからこそ駅からの帰宅ルートに、寄らなかったとしても遅くまで開いている小売店があると安心できますね。明かりが灯っていると安心ですし、いざという時は駆け込むこともできます。
むしろストーカー等に追ってこられたときは、自宅の場所がバレるので真っ直ぐ家に帰らない方が良いです。
駅から徒歩5分以内なら、交番やコンビニくらいあるだろうけど、徒歩15分もある中間地点で追いかけられて、家に帰るも駅に戻るも、逃げきれますか?
私元陸上部なんで!って人はともかく、私は運動会万年ビリ人間なので、無理(笑)

物件の価値を決めるのは立地が大半を占める

以上私が確認していた5つのチェックポイントをご紹介しました。
特にスーパーの規模、品揃え、騒音や街灯の明るさ、駅からのルートの利便性などは実際に歩いてみないとわかりません。
気になるところは必ず自分の足で歩いてチェックしておきましょう。

環境は変わることがあります。
近くのスーパーが潰れたり、新たにできたり、南向きで日当たりが良い!と思っていたのに突然目の前に大きなマンションができて遮られてしまったり、周辺にパチンコや居酒屋などの施設ができてうるさくなってしまったり・・・

現に、私の家の近くのスーパーは1個潰れた、というか建て替え工事で2年間閉店。
22時まで開いていて便利だったのですが、
もう1つのスーパーは21時までだったので、シフトが20時までということも多い私にはちょっとでも残業したら間に合わず、死活問題でした(^^;
とりあえず、コンビニとまいばすけっとがあったし、大抵のネットスーパーの利用圏内だったので何とかなってるんですが、近くにスーパー1軒だけ、はちょっと危険!
保険かけて2、3軒あった方が良い、というのが実体験。

ネットで見ていた物件の中でも、近所だったので散歩がてら歩いてみたら、向かいの建物が結構古くて、将来的に10年後20年後に大きな建物が建ってしまう可能性あるなーと思って内見すらせずに諦めたことがあります。

環境が変わって価値・需要に大きく影響を及ぼしてしまう可能性、でも、環境は自分の力ではどうにもできない。
だから自分でしっかり見極めておく必要があります。
スーパーが潰れるだけなら自分が不便なだけで済みます。
他にメリットがあれば価値もそれだけで激減はしないでしょう。
地域住民が困っている、需要があるとみれば企業も参入するので一時的なものと考えられます。

一時的に価値が下がる分には、メリットもあります。
住んでいるうちに価値が上がられると、かえって固定資産税も上がってしまうんですよ(;´Д`)
だからむしろ住んでいる間は下がっていて、売るときに上がってくれていると良い。
じゃあ売るタイミングはいつ頃を想定?それとも永住する?
でも、シングルならいつかは結婚してもっと大きな部屋が必要になるかも。
そのあたりを考えて、物件そのもの、環境を見ていく必要があります。

長くなったので、物件編は次回の記事でご紹介します。

コメント

タイトルとURLをコピーしました