AIを使ってSEO対策をバッチリ!Web記事の書き方のコツ

副業

2023年に入り、様々なAIツールが続々と発表されました。
無料で手軽に使えるものも多く、ちょっとした調べごとには自分でネット検索するよりも早く答えが出てきます。

AIが進出している分野も多く、文章生成AI、画像生成AI、音楽生成AIなどAIの活躍の場は広がっています。
人間の仕事がなくなるのでは・・・と心配にはなりますが、今のところはまだ、AIが提供する情報の正確性や質問者の意図を汲み取る能力、人間ならではの繊細な感情や独創性など人間にしかないものはたくさんあります。

しかしせっかく人間には到底及ばないスピードで仕事をしてくれるツールがあるのです。
うまく付き合って仕事の質と効率を高めたいもの。
筆者はブログ執筆やWebライティングにAIを活用しています。

そこで今回はAIを活用したWeb記事の書き方と、Web記事作成のパートナーとして将来有望なAI、Google Bardを紹介します!

Web記事の書き方にAIは必要なの?

そもそも、ブログやWebライターの仕事として記事を書くにあたって、AIは必要なのでしょうか。

結論から言えば、記事を丸々AIに書いてもらうのはおすすめしません。
この記事ではその理由を少しずつ解説しながらWebライティングへのAIの利用方法を考えていきたいと思います。

AIを使って記事の構想を考える方法

「私は自分のオリジナリティを出しつつAIを活用する方法」として、AIに記事のタイトルと目次だけ考えてもらっています。

私が実践している記事の書き方として、「先にタイトルと見出しを考えると良い」という方法をお伝えしていますが(別記事参照)、この「タイトルと見出し」をAIに考えてもらうのです。
まだ書き始める前に文章の全体の構成を考えるのは、後々きちんと流れに沿った本文を書きやすくなるものの、書きもしないうちに全体のイメージをするって簡単ではありません。
そこに時間をかけるなら、AIに考えてもらっちゃおう!というわけです。

AIはSEOにも詳しいので、自分でSEOに配慮した記事を書かなくても、SEOに効果的なキーワードをタイトルや見出しに散りばめてくれます。
この見出しに沿った内容で記事を書いていけば、無理にキーワードを意識した本文を書かなくても自然な形でキーワードが本文中に入ってくるはずです。

【AIの弱点】

文章生成AIにタイトルと記事だけ書かせようとすると、意味不明の見出しや不自然な流れになることがあります。
極端な話、例えば「文章生成AIを健康維持に利用する方法」とか言い出します(笑)
まぁ、AIに記事を書いてもらってその分睡眠をしっかりとれたら健康にはなるんでしょうけども・・・

こちらの指示の出し方によっても変わってきますが、最もベストな方法は条件を細かく指示して、一旦記事全文を書いてもらうこと。
AIに書いてもらった記事のうち、タイトルだけを利用するとより自然な流れの目次ができます。
意味不明な見出しでも、本文を見ればAIがどういう意図でその見出しを書いたのかまでわかるので、こちらの指示がどう伝わっているのかがわかりやすいのです。
もちろん、実際に記事に載せる本文はAIの文章のコピペではなく、自分の言葉で。

全文を書いてもらうとなると、無料で使えるAIには字数制限が設けられていることもあるので本格的にAIを利用したいのならば有料AIの利用がおすすめです。

AIがWeb記事の書き方を助ける理由

はい、いきなり意味不明の見出しです(笑)
実はこの記事の見出しは、AIに作ってもらったものなのですが、たまにこういった不思議な見出しができてしまうわけです。
いつもなら直すところですし、Webライターとしてクライアントから受けた依頼だとこのままというわけにはいかないのですが、今回は自分のブログということもあり、テーマもテーマなので敢えてそのままにしてみました。

Web記事を助ける理由・・・「ライターが頼んだから」ではないのかな?(笑)
「助けになる理由」と言いたかったのかもしれませんね。
やっぱり人間、文章を書くとなるとすごく悩むし、情報収集もしないといけないし、書いたりタイピングしたりのスピードにも物理的限界がある。
その点、AIは持ってる情報量がえげつない量で、その膨大な情報の中から必要な情報を組み合わせて文章を考えるスピードも人間の脳みそではとても追いつけない。その上タイピングよりも早いスピードで文章を作っていくものだから、AIを利用すればWeb記事作成が倍速以上になることは間違いなし。

それでも、やっぱり人間にしかできないことはあって、AIとどう付き合っていくかがこれからどんな仕事でも大切なんですよね。

Google Bardとは?SEO対策に効果的なAIツールの紹介

それでは実際にAIを使って記事を書いてみましょう。
ここでは無料で使えるGoogleのAI、「Google Bard」を使ってみます。

Google Bard含め、Web記事制作に使える各AIサービスの紹介と同じテーマの記事を作らせたときのそれぞれの特徴を紹介した記事もありますので、どのAIサービスを使ったらよいかわからず迷っている方はそちらもご参照ください。

Google Bardの特徴と使い方

Google BardはGoogleが開発しているAIで、2023年に発表されたばかりで現在はまだ試験運用中。
試験運用中といっても何か機能が制限されているわけではないので普通に使えます。

Google Bardの持っている情報はGoogle検索と連動していますので、
「Google検索でヒットしやすいキーワードを使って記事を書いてほしい」
といった指示を出せば、Google検索で上位されやすいキーワードを誰よりも知っているのですからSEOに強い記事を書いてくれることが期待できる、というわけです。

簡単な質問に対する答えならば普通に質問をすれば良いのですが、AIに文章などの作品を作ってもらうには、ちょっとしたコツが要ります。

Google Bardで記事のタイトルと見出しを作るコツ

AIに文章を作ってもらうためには、指示の出し方にコツが要ります。
同じテーマで文章を作ってもらったとしても、この指示の出し方次第で返ってくる文章は異なりますし、出来上がった文章をもっとこうしてほしいと修正をお願いすることもできます。

AIに指示を出すポイントは2つ。

  1. AI自身が置かれている状況についての設定を与える
  2. 指示は細かく、具体的に。ターゲットの設定もなるべく細かく

AIは文脈を読むのが苦手、というよりも「文脈から察してください」という表現方法が日本語独特なので、英語ベースで育てられているAIにとってわかりやすい指示ではないのですね。
ですから指示語や語尾を濁すことなく具体的な指示を出す必要があります。

また、必須ではありませんが、どんな筆者の目線で書く記事なのかという設定も付与してあげるとよりブレのない文章を作ってくれますよ。

その点を踏まえて、私ならばこんな風にAIに指示を出す、というテンプレートを作ってみたので参考にしてみてください。

AIへの記事作成指示テンプレート

あなたは月間PV数〇〇のブロガーです。
以下の条件で記事を執筆します。
Google検索で上位表示されやすいキーワードを使ってこの記事のタイトルと目次を作ってください。

【テーマ】□□サービス「〇〇」を使って××する方法
【設定】(例)なるべく具体的に
・ターゲットは〇〇~
・〇〇の△△について解説したい
【見出しの数】
・大見出し:3つ
・中見出し:大見出し1つにつき3つまで
【見出しの文字数】
・30文字以内

↑こんな感じで設定を作っていきます。ワードかメモ帳に保存して毎回編集してコピペすると便利。

冒頭でもお伝えした通り、この記事のタイトルと見出しもAIに作ってもらったのですが、なんだか意味不明のぎこちない見出しがいくつかありますよね(笑)

タイトルと記事だけだとどうしてもこういう不自然な文章が生まれてしまうので、可能であれば記事全文を書いてもらった上でタイトルと目次だけ拾った方が自然な仕上がりになりますね。
ただ、それなりに時間はかかってしまうのでさっさと始めたいときは無料のAIにタイトルと目次だけ頼んだりと使い分けてます。

AIを使っても人間らしさを忘れない!Web記事の書き方のポイント

AIを記事作成に利用する場合でも、機械に完全に頼るのではなく、あくまで「自分の記事」となるようにオリジナリティを意識しましょう。

そもそも“読まれるWeb記事”を書くためには、検索エンジンから“オリジナリティの高い記事”と評価してもらえるような記事を書くことがとても重要なのです。
多くの人が利用するAIが描いた文章は、誰かと同じような文章になってしまう可能性がありますし、そもそもそれはAIが書いたものであって自分のオリジナリティとは言い難いはず。

AIを使っても、「AIが書いた記事」にならないように、あなたのオリジナリティーを出す方法を紹介します!

AIが提案した内容を自分の言葉に置き換える方法

AIが作った文章をそのままコピペするだけではオリジナリティーがないので、まずはタイトルと目次だけを拾って自分で本文を書いてみましょう。
AIに全文を書いてもらったとしても、読んでしまったら無意識に真似をしたり影響されたりしてしまいます。

AIが作った文章には、出来上がった文章に対して「もっとカジュアルな文章で」とか「もっと文章を短く」とか更に注文をつけて修正してもらうこともできるので、AIが作った文章を見て感じたことは伝えた上で完成に近づけるとよりあなたらしい文章ができるかもしれませんね。

読者に共感や興味を持ってもらうための工夫

AIにあって人間にはないもの、それは「生きた体験談」です。
AIも人間に成り切って体験談を書いてほしいと言ったら書いてはくれます。
でもやっぱり自分の足で出向いて、五感を使って体験して、その中で最も大切な「その体験を通して何を感じ、何を考えたか」はあなた自身にしかないものです。
まったく同じ体験をしても、そこから何を得たかは人によって違います。

AIにある程度文章を考えてもらったとしても、それにまつわる自分の体験談を入れることで、絶対に自分にしか書けない文章になります。
そして、同じ体験をした読者が興味を持ち、あなたの文章を読んで深く共感し、心を動かすことができるのです。

「体験談」。これは他の記事との差別化の上で最も重要なポイントであることを意識しましょう。

AIを上手く使ってWebライターの仕事を快適に!

Webライティングの記事執筆にAIを活かす方法、イメージついたでしょうか。

AIの利用方法も人それぞれならば、利用するAIの種類によってできることも様々。
無料で使えるAIがたくさんあるので、まずはちょっとした調べごと、文章作成に行き詰まったときなどに使ってみましょう。

AIを利用すれば時間をかけて頭を悩ませていたライティングの仕事もスムーズに進むようになります。

浮いた時間を自由に過ごすことも、もっとたくさんの案件をこなすこともできるので、ぜひAIを積極的に活用してみてくださいね!

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