別記事で、スマートリモコンによって家電をIoT化し、
自宅をスマートホームにする方法についてご紹介しました。
スマートリモコン製品は今では多数ありますが、
なかでも私が使っているSwitchbotとNature Remoという製品をご紹介します。
SwitchbotとNature Remoの製品比較
メーカー製品の多様性と専門性
SwitchbotはIoT関連製品が多様で自宅のIoT化をトータルで担う
Switchbotの製品はスマートリモコンのみならず、連携するIoT家電の開発も行っています。
例えば、
Switchbot製品だけで自宅をすべてIoT化できるくらい、
多様な製品開発を行っているのが特徴です。
自社製品だけで多くの製品が賄われている分、
アプリ1つで自宅の家電すべてを管理できますし、
自社製品どうしの連携ならば、
買ってみたけれど連携できなかった、なんてことはなさそうですね。
Nature Remoはスマートリモコンに特化
Nature Remoの製品はスマートリモコンのみです。
ただしこのスマートリモコン1つで、
温度センサーや人感センサーなどの機能が詰め込まれているため、
スマートリモコン1つに着目した場合は、こちらの方が高機能だと言えます。
お値段は張りますが、
パワーマネジメント(電力使用量を見える化)ができる製品も発売されていて、
節電のサポートもしてくれます。
Switchbotにもパワーマネジメントツールは発売されているのですが、
プラグ型なのでプラグにつないだ家電のコントロールしかできません。
しかも高温になるもの、電力消費量の大きいものは接続できないらしく、
使うとしたら扇風機とか?
でも扇風機って電気代安いからわざわざお金払ってツールを買ってまで
コントロールするメリットを感じません(^^;
スマートリモコン自体のスペック比較
Switchbot Hub mini | Nature Remo 3 | Nature Remo mini 2 | |
価格(定価) | 5480円(税込)(2個買うと割引あり) | 12980円(税込) | 7980円(税込) |
タイマー機能 | 〇 | 〇 | 〇 |
GPS連携機能 | × | 〇 | 〇 |
温度センサー | ×(別売りのSwitchbot温湿度計と連携) | 〇 | 〇 |
湿度センサー | ×(別売りのSwitchbot温湿度計と連携) | 〇 | × |
人感センサー | ×(別売りのSwitchbot人感センサーと連携) | 〇 | × |
照度センサー | × | 〇 | × |
アプリの使いやすさ | 〇 | ◎ | ◎ |
連携できる家電 | Switchbotスマートロック Switchbotカーテン Switchbotロボット掃除機など多様 | 赤外線操作可能な家電 | 赤外線操作可能な家電 |
その他 | Switchbot以外のスマートロックと連携できない可能性あり(例:Qrio Lock→連携不可) | Qrio Lock 連携可能 | Qrio Lock 連携可能 |
Switchbotの製品は多様ですが、スマートリモコンの機能がシンプルであるため、
センサーは外部機器を別途購入しなければなりません。
その点では、やはりスマートリモコンとしての性能はNature Remo3が優秀ですね。
しかし、スマートロックを今から新たに購入して使いたい場合、
Qurio LockとSwitchbotスマートロックで1万くらい差があるので、
Nature Remo 3×Qrio Lockの組み合わせと、
Switchbot Hub mini×Switchbotスマートロックの組み合わせでは
だいぶ導入コスト差が大きくなってしまいますね(^^;
私はメインで使用するダイニングにNature Remoを、
寝室にはSwitchbotを置いているのですが、
何故両方持っているかといえば、
当時まだスマートロック製品が少なく、
スマートリモコンと連携できる組み合わせが
Nature Remo 3×Qrio Lockくらいだったんですね。
それでNature Remoを買ってメインの部屋に使ってたんですが、
そのあと弟からAmzon Echo ShowとともにSwitchbot Hub miniをプレゼントされて。
それで両方使っているわけで、
今Switchbotと連携できるスマートロックがあるなら、
Switchbot一択でも良いんじゃないかなーと思ったり、
でもセンサー機能便利だよなーと思ったりもします。
ちなみに、Switchbot Hub miniがないとスマートロックが全く使えないわけではなく、
外出先から操作するという機能にHubminiが必要なだけです。
普通に扉の前に行ってハンズフリー解除やスマホで開けるだけなら使用可能。
そのあたりの必要性も踏まえて、検討すると良いと思います。
各センサー機能でどんなことができるかは別記事にまとめてあります。
そちらもご覧になって、自分にとって必要な機能をよく考えて購入してください。
Switchbot/Nature Remo 比較まとめ
Switchbotは関連製品が多様で、今後も様々な製品が開発されていくと思われます。
現時点でのスマートリモコンのみに焦点を当てた比較では
圧倒的にNature Remoの方が高機能ですが、
その分価格が高いことと、
Nature Remoと連携できるスマートロックがQrio Lock(これも高い)のみであるのが難点です。
Switchbotの高機能スマートリモコンが今後発売されることを期待しますが、
スマートロック以外の点でいうと、
Switchbotスマートリモコンに足りないセンサー機能を外部機器で補うとすると
結局Nature Remoと同じかそれ以上に高くついてしまう場合も。
必要な機能だけ買い足せば良いという意味では無駄がないとも言えます。
部屋ごとに必要になるものなので、
私のように部屋で別々のものを使ってみても良いと思います。
こちらの記事で、スマートリモコンでできることをまとめているので、
実際に使用した感想・レビューをよく見て検討されてはいかがでしょうか。
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