こんにちは!
31歳で都内に中古フルリノベマンションを購入した持ち家女子、しょうこです(*^^)
自宅マンションの住宅ローンを1日も早く完済するため
日々お仕事を頑張っているわけなんですが、
たくさん稼ぐとつい、稼いだ分だけ使ってしまいますよね(^^;
でも、これから住宅ローンを払い続けるため、
繰上げ返済で少しでも利子を減らし支払額を抑えるためにも無駄遣いは禁物です。
今回は、私が大学生のときから実践している、
シンプルだけどお金が貯まる金銭管理術をご紹介します!
【基本の考え方】1日あたりの予算を決める
なぜお金が貯まるのかというと、
1日単位で収支の経過を見ながらお金を使うため、
ルールさえ守れば使い過ぎる心配がないからです。
例えば、私の月収は手取りで30万くらいですが、
そこから固定費を引いた残りが9万だったとしたら
残りをその月の日数で割って1日あたりの予算は約3000円になるわけです。
しかしこれでは貯金ができないので、貯金分も予め引いておきます。
月3万貯めるとしたら、1日あたりの予算は2000円。
これで、この【1日あたりの予算】を超えないように生活すれば確実に月3万貯まります。
もちろん、使わなかった予算は翌日、翌月以降に繰り越しOK。
たとえば、今日の2000円の予算のうち
お昼にコンビニで500円だけ出費があったとすると、明日の予算は3500円ですね。
明日1円も使わなければ明後日には5500円です。
このようにして決めた私の1か月の収支がこちらの表の通り。
項目/金額 | |||||
収入 | 給与 300000円 | ||||
支出 | 住宅ローン 122500円 | 管理費・修繕積立金 35000円 | 個人年金保険 10000円 | 終身・高度障害保険 6500円 | その他固定費(サブスクなど) 1500円 |
ネット料金 4500円 | |||||
貯金 | 50000円 | その他変動費の予算 70000円/月 | →1日あたりの予算(30日として) 2333円/日 |
支出には必ず出るものとして食費・水道光熱費・スマホ料金がありますが、
変動費は日々意識することで節約できるものであるため、
日々の予算の中に入れています。
私はこの方法を大学生のときに思いつき、実践していました。
しかし当時はまだスマホが世の中に出始めたばかりのガラケーの時代。
私はガラケーのメモ帳に毎日繰り越し額と予算を足した額を入力し、
使ったら自分で引き算して書き換えて・・・
そんなめんどくさいことをやっていました(^^;
レジで買い物した後に、そんなに足し算引き算している時間ないですよね。
自ずと続かなくなったり、
「後で計算しよう」と思ってそのまま忘れたりということが出てきます。
金銭管理アイデアとしてはとても名案だと思うのだけれど、
毎日これを手計算していくのは大変。
就職してからだったと思いますが、
私はそんな悩みを解決する1つのアプリに出会います。
「毎日の予算」
タイトルを見ただけで、おや?と思いました。
アプリの説明を見てみると、私がやっていることと同じ!
自分のオリジナルの方法と思っていたけど、“ドイツ発”なんだそうです。
使い方は次の通りです。
※尚、「毎日の予算」は最近再開発されて
「今日の予算(検索はToday’s Budgetで)」というアプリが新リリースされています。
移行作業に手間取ってしまい本日やっと移行作業ができたので、
新アプリの使い勝手などについては後日レポートします。
まだどちらのアプリもダウンロード可能ですが、現状移行作業にPCが必要なので、
PCのない方は初めから「今日の予算」を使った方が良いと思います。
近日中に新旧アプリの比較、新アプリのレビュー記事を作りますので、
今回は旧アプリの画像、名称を使用しています。
いずれにせよ、金銭管理方法としての基本的な考え方は変わりません。
「毎日の予算」アプリの活用方法
アプリ「毎日の予算」は、固定収入を設定し、
固定支出、貯金目標を入力すれば1日あたりの予算は自動で計算してくれます。
固定収入、固定支出、貯金目標はそれぞれ期間を設定できます。
つまり、
「来月からネット料金の契約を変えたから、来月分から金額を変更したい」とか
「4月からもうすこし貯金頑張ろうかな」という場合は
適応期間を変えればその月から勝手に新しい予算で計算してくれるので
収入・支出の変化による予算の立て直しの手間がかかりません。
ここからは、収入、支出、貯金に分けて私の使い方をご紹介しますね。
お金が貯まる収入予算の立て方
私は「毎日の予算」アプリの固定収入をずっと一定の数字にしています。
毎年昇給はありますし、残業代がたくさん入っている月もあるので
実際は平均してももっとたくさん収入はあるのですが、
お金を貯めるためには、以下の点が大切です。
- 収入が上がったからと言って、急に生活レベルを上げない
- 収入は常に一定であると思い、一定の収入の中でどうやり繰りするか考える
こうすると節約意識が向上しますし、
残業代や昇給など始めからなかったと思えば
ふと気がついた時には積もり積もった残業代たちがまとまった額の貯金になっています。
とはいえ、頑張っても贅沢の1つもできないのではモチベーションも上がりませんよね。
なので私はボーナスの時だけ、臨時収入を追加しています。
金額は贅沢しすぎない程度に設定すれば良いのですが、
このアプリでは収入にも支出にも「分割」という機能があります。
一度にまとまった額が入れば、
人は絶対に贅沢してしまうのであっという間になくなってしまいます。
そこで私は次のボーナスまでの期間で分割をし、
1日あたりの予算に500円程度上乗せされるようにしています。
こうすれば日々の予算に余裕が生まれますし、
節約して予算を貯めていけば、ちょっとした贅沢はできるようになります。
ボーナスも使って良い金額を予め決めて、
まとまった額の予算を持っておくよりも分割して小さな金額にしてしまうことで、
使いすぎを防ぎ、結果この収入予算の立て方で
残業代+ボーナスの残りがしっかり貯まることになります。
使いすぎない支出管理方法
「毎日の予算」における支出管理のポイントは3つ。
- 項目の振り分けも何に使ったかも要らないのでとにかく金額だけ入力
- 電子マネーの利用は“チャージしたときに”入力
- とにかく無理やりにでもマイナスにしない
とにかく金額だけ入力!
金銭管理はとにかく継続することが大切です。
項目ごとに分けて、何に使ったかも書いて…
なんてめんどくさいことやっていたら続きません。
もちろん、後で振り返ることも大事なので
マメな方で、かつ絶対に続けられる自信のある方は
ぜひカテゴリ分けもやっちゃってください!
電子マネーはチャージしたときに入力
電子マネーなどチャージ式のキャッシュレス決済は
チャージしたときにチャージした分を入力すれば、入力回数をぐっと減らせます。
SuicaやPASMOで150円×6回電車に乗ったのを全部入力するより、
チャージした金額を入力した方が1回で済みます。
とにかく手間を減らして継続すること、
使ったという事実をしっかり残し、
かつ日々を予算を超えないように過ごすこと、大事なのはこれだけです。
また、例えば予算3000円のところ150円使って残りが2850円なのと、
1000円使って残りの予算が2000円なのとでは
後者の方が節約しなきゃ!と思いますよね?
しかも、予算は減ってしまったわけではなく、
見えないところに隠れているだけ。
見かけの予算を減らし節約意識を高められることも理由の1つです。
とにかく無理やりにでもマイナスにしない
例えば、予算をゆうに超えているのだけれど、どうしても今必要!
というもの、ありますよね?
例えば、大切な友達や家族の結婚式だとか、
大好きなアーティストの〇〇周年ライブだとか、
期間限定グッズだとか、
予算が足りないでは済ませられない、二度と取り戻せないものもあるはずです。
そんな時に私は分割機能を使っています。
そもそも予算を超えないことが目的なのにマイナスを作ってOKでは意味がないですし、
マイナスになっていることに抵抗を覚えなくなってしまうと
節約しようという意識が薄れてしまうためです。
分割にしたところで予算の前借りをしているだけなので結果は同じですが、
未来の予算が減ることで使った分どれだけ節約しなければならないかがわかりますし、
絶対にマイナスにだけはしないという縛りが目標にもなります。
お金が貯まる貯金目標の設定
貯金目標の設定は、“金額”か“収入に対する割合”のどちらかで設定することができます。
貯金は収入の1~2割できると良い
と言いますので設定の参考にしてください。
ただし、このアプリにおける“収入に対する割合”とは、
固定収入から固定支出を差し引いたものに対する割合のことを指すようなので、
設定するときに注意しましょう。
私はマンションを購入したばかりのときは貯金もだいぶ使ってしまったので、
最初はかなりきつめの目標にしました。
でも、ずっとキツい目標を追い続けていたら辛くなりますし、
無理のある予算になれば結局予算を守ることができなくなっていきます。
この点に関しては私は、
実際に貯まった金額が一定数を超える毎に
貯金目標を1%ずつ緩めて良いというルールを自分に設けました。
たとえば開始初期の貯金が100万円、貯金目標を40%に設定していたとしたら、
貯金が200万円になったら貯金目標を39%に変更する、という具合ですね。
貯まってきたからと言って何のルールもなしに使ってしまったら貯まらないけれど、
一定ルールの下で少し余裕を持つことを自分に許してあげるのは
むしろモチベーションが上がって良いと思います(^^)
アプリを使わない方法もある
やっぱり記録をつけるのが苦手…いくら簡単にしても続かない!という方は、
“毎日財布に1日の予算分を補充する”という方法があります。
キャッシュレス派の人はMIXI MやKyashなどのプリベイド式クレジットカードや
電子マネー、QRコード決済へのチャージでも良いですね。
キャッシュレス派の人が現金を使ったり、
現金派の人がクレジットカードを使ったりすると話がややこしくなるので、
どちらかに全振りはしないでおいた方が良いかと思います^^;
これなら1日1回の補充のみで済みますよね。
財布やチャージをゼロにしなければ良いだけです。
ただし、アプリ管理と違って予算の分割ができないので、
予算より多く使ってしまったりした場合は、手動計算で頑張るしかないです^^;
でも、何もしないよりは絶対に良いと思います!
項目ごとの管理、しなくて良いの?
毎日の予算アプリには、無料でもざっくりした項目はあります。
有料なら項目の購入や詳細レポートの閲覧などもできるようですが、
私は特に必要だとは思いません。
もちろんマメに記録を残せる人はカテゴリ別の支出を把握することもとても良いと思います。
例えばZaimやマネーフォワードのような自動家計簿ってとても便利ですよね。
支出は銀行やクレジットカードと連携して勝手に入力してくれるし、
項目も勝手に振り分けられている。
でも、勝手に入力されているから、お金を使った感覚がないと思うんですね。
しかも、使ってしまった後でいくら振り返って反省しても
使ってしまったものは返ってこないじゃないですか。
そもそも予算外ならば使わない、使う前に止める、これが1番大事。
振り返ることも大事なので、そこまでマメにできる人はやった方がいいけれど、
このアプリ内の最低限の項目で十分だと私は思っています。
お金が貯まる収支管理術まとめ
私が学生時代からやっていた収支管理方法をお伝えしました。
この方法をおすすめしたいのは、
記録をつけることが目的ではなく、リアルタイムで予算管理をして、
“後から振り返って次から気をつける”のではなく
“使う前に止める”ことに重きをおいているからです。
もちろん、振り返ることもとても重要です(^^)
補助ツールとして、毎日の予算というアプリをご紹介しました。
または、予算分を財布に補充する、または
プリペイド式のキャッシュレス決済にチャージするなどの方法でも代用が可能ですが
これらを組み合わせて使って頂くことのが良いと思います。
ぜひ、このシンプルな管理方法で、楽して楽しくお金を貯めていきましょう!
正しいお金の管理の仕方は、金融庁がわかりやすいコンテンツをたくさん用意してくれています。金融庁のコンテンツをご覧頂ければ、私が実践している金銭管理がとても理にかなっていることがわかって頂けると思います。
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