Webライティングのお仕事では、1記事に3000文字以上の文章を書くので集中力を保ち効率よく仕事をこなすことが大切です。
副業の場合、働いた時間に対してお金が支払われるのではなく、こなした仕事の質と量で報酬が決まるのですから、短時間でできるだけ多くの仕事をこなしたいところ。
といっても、普段文章を書きなれなかった人が急に集中して3000文字書けと言われても、なかなかできるものではないですよね。
そんな集中力を保てずお困りの読者のみなさんは、集中力を保ち時間管理をする手法の1つに「ポモドーロテクニック」と呼ばれるものがあるのはご存じですか?
割と有名な方法なのですが、だからといって企業単位で取り入れているところも少ないようなので、もしかしたらデキる人がこっそりやっているのかも(笑)
今回は、「Webライターを始めたけど集中力が保てず仕事が進まない!」という方のために、集中力をUPさせ仕事の質と量をあげるポモドーロテクニックのWebライター業務への活用方法を紹介します!
ポモドーロテクニックとは何か?
まずは、ポモドーロテクニックとはどんな手法なのでしょうか?
ポモドーロテクニックで集中力が保てる理由とは?
タイマーを使って25分間集中して作業する方法
ポモドーロテクニックとは、タイマーを使い、「25分集中して作業した後5分休憩」を3回繰り返し、4回目は「25分集中して作業した後、20分休憩」というサイクルを繰り返す方法です。
人間の集中力は最長でも「90分」が限界と言われていますので、それよりも遥かに短いサイクルで小休憩をはさむことで、トータルで集中力が高い作業時間が増えるために仕事の質と量がアップする、というのがポモドーロテクニックの原理です。
1つのサイクルを「1ポモドーロ」と呼び、このポモドーロをどれだけこなすかで作業時間管理、目標管理にもなります。
ポモドーロという言葉に特に意味はないのですが、ポモドーロテクニックを考えた方がたまたまトマト(イタリア語でポモドーロ)型のタイマーを使って発案したため、ポモドーロテクニックとか、ポモドーロタイマーと呼ばれているのです。
休憩時間や長期目標の設定も重要
ポモドーロテクニックにおいて、集中して作業を行い効率アップを図るには、目標を決めることも大切です。
タスクを明確にし、25分のサイクルの中でどのタスクを終わらせるのか、今日は1日で何ポモドーロ終わらせるのか、あるいは、1つの大きなタスクを何ポモドーロかけて終わらせるのか。
タスクをなるべく小さく分解し、1ポモドーロ内でしっかり終わる目標を立てることで、大きなタスクが完了するまでの道筋や所要時間が明確になり、短時間で集中して作業を終わらせることができるようになります。
休憩時間をどう過ごすかも大切です。
休憩時間はできるだけ、仕事のことを考えない時間にした方が良いですが、周りの目が気になったり、タスクが溜まっていたりして難しい場合はメールのチェックなどあまり頭や体を使わなくて済む仕事にしましょう。
ポモドーロテクニックがWebライターにとってメリットが多い理由
では、Webライターの仕事において、ポモドーロテクニックはどのようなメリットがあるのでしょうか。ポモドーロテクニックの性質とWebライターの仕事の相性が良い理由を挙げてみます。
集中力が高まり、質の高い記事を書けるようになる
Webライターの仕事は、数千文字~数万文字の長文を書き続ける作業であるため、集中力を保ち続けることが難しいのが難点です。
自分のペースで仕事ができる反面、誰が見ているわけでもないのでついサボってしまったり、ダラダラした作業になったりしてしまいがち。
ポモドーロテクニックを利用することで、仕事をする時間と休む時間の区別をつけることで、限られた時間で効率的に仕事をし、休むときはしっかり休む、とオンオフのメリハリがつくようになります。
時間管理ができて、締め切りに余裕が持てるようになる
ポモドーロテクニックでは、タスクを小さく分解して、25分のサイクルの中で集中して終わらせるため、作業時間配分の管理がしやすく、1日に何ポモドーロやれば締め切りに間に合うのか、締め切りから逆算してペース配分を決めることができます。
締め切りに余裕をもった計画を立てることができますし、計画外のことが起こって作業が遅れたとしても、短時間で集中して作業を進めることができるので、ただがむしゃらにやるよりも効率が良く、締め切りにきちんと間に合わせて計画的な進捗状況の管理ができるのがポモドーロテクニックの良いところです。
モチベーションが上がり、仕事に対するやりがいを感じるようになる
終わりの見えない作業をダラダラと長時間やっていると、モチベーションも下がり、作業効率まで低下しますよね。
区切りをつけて作業をすることで、着実な進歩を感じながら休憩をとることができ、休憩終了後も気持ちを切り替えてまた前に進もうという意欲が湧いてきます。
成果が出て収入が増えれば更にモチベーションも上がるので、良い流れのループを作ることができるのです!
ポモドーロテクニックをWebライターの仕事に活用するコツ
では、実際Webライターの仕事にポモドーロテクニックをどう応用できるでしょうか?
作業内容や目標を明確にする
まず、取り組もうとしているタスクを、10分以内に処理できる細かいタスクに分解しましょう。
途方もない仕事量だと思っていた大きな仕事も、少し簡単に見えてきませんか?
10分以内でできるタスクなら、1ポモドーロ中に3つくらいはこなせるはず。
そこで更に今日何ポモドーロこなせばタスクが締め切りまでに終わるのか?という長期目標も考えます。
集中力の持続時間は人によって異なるので、必ずしも「25分作業⇔5分休憩×3、25分作業⇒20分休憩×1」のサイクルが自分に合っているとも限りません。
自分が「この時間なら集中して作業ができる」と思える時間にアレンジしてOKです。
例)15分⇒3分、10分⇒2分など
作業時間の長さだけ減らして、休憩の割合ばかりが増えて本末転倒にならないように(笑)
でも、慣れるまでは短い作業時間からスタートして徐々に作業時間の割合を増やしながら、自分に合うペースを見つけるのもありだと思います。
タイマーの音や見た目を自分好みにカスタマイズする
私はいちいちタイマーをセットするのが面倒なので(笑)、Apple Watch対応の「Flat Tomato」というアプリを使っています。もちろんスマホだけでも使えます。
3ポモドーロまでの作業時間と休憩時間、4回目の休憩時間の長さをカスタマイズできて、一度決めたら4ポモドーロ目まで止まらずに切り替えの通知をしてくれるので、面倒なタイマーの切り替えや「今何回目だっけ・・・」がありません。
ポモドーロ(トマト)という言葉には何の意味もないので、見た目はトマトじゃなくて大丈夫です。
好きにしてください(笑)
私も使っているスマホアプリを紹介しておくので参考にしてくださいね!
Flat Tomato
私も使っているアプリで、Apple Watchでも使えるので非常に便利です。
作業時間と短い休憩と長い休憩の長さを自分でカスタマイズできるため、自分に合ったポモドーロテクニックを作ることができます。
カスタマイズの組み合わせは複数作れるため、平日用、休日用、締め切り前、などシーンに合わせた作業時間と休憩時間のバランスをテンプレ保存しておくことができるのが便利。
ポモドーロテクニックの良いところを最大限に引き出すアプリです!
休憩時間はリフレッシュできることをする
休憩時間はなるべく作業からは離れ、ストレッチしたり水分補給したりと気分転換になることをしましょう。
どうしても予定が詰まっており休むのが難しい場合は、クライアントからのメールの返信や誤字脱字のチェックなど深く考えずにできる仕事にしておくと、少し気分転換になります。
眠気が出てしまう場合は20分の長め休憩のときに仮眠をとったりコーヒーを飲むのも◎。
カフェインの取りすぎは夜眠れなくなるのでは、と心配になるかもしれませんが、摂取する時間と上限量を守って適度に飲めば大丈夫です。
眠気が出てしまい集中できなくなるよりは、適量にカフェインを摂取してしっかり作業をしましょう。
適度な疲れで、夜もぐっすり眠れるはずです。
休憩時間はしっかり休んで、自分の集中力や作業効率を上げるための時間に使い、効率アップを図りましょう!
ポモドーロテクニックを活用してWebライターの仕事を効率よく進めよう!
集中作業と休憩のオンオフの切り替えをはっきりさせることで、仕事の効率を各段に上げるのがポモドーロテクニックの利点。
作業時間管理や目標管理としても非常に効果の高い手法ですが、自分のペースで仕事の量やペースをコントロールできない仕事には向きません。
主に接客サービス業や、ベルトコンベアで動く工場勤務なんかですね。
Webライターの仕事は自分のペースで仕事の質・量・スピードをコントロールできるので、ポモドーロテクニックを利用した管理が非常におすすめ。
Webライターの仕事を始めて、より効率よく稼げるようになりたいと考えている人はぜひ実践してみてください。
時間管理の大切さについて、以下の記事がとても参考になると思います。
どうぞ参考にしてください!
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