Webライター副業の始め方【初心者向け】

副業

「そろそろ何か副業初めてみようかな?」

最近は多くの企業が副業解禁となっており、様々なところで副業が話題になっているので、興味を持って実際にやってみたいと思っている人も多いはず。

「副業はしたい。でも、何をやればいいのか・・・Webライターって難しいのかな?」
とWebライターに興味を持っている方もいらっしゃるのではないでしょうか。

今回は、Webライター副業に興味があるけれど、どんな仕事で、どうやって始めたらいいのかわからない、そんな方にWebライターのお仕事とWebライターになるための勉強方法などを紹介します!

Webライターとは?メリットと報酬を知ろう

Webライターの始め方、Webライターになるための勉強方法などを紹介する前に、Webライターのお仕事とはどんなお仕事で、どのようなメリットがあるのでしょうか。
まずはWebライター副業の全体像について解説していきます。

Webライターの仕事内容と特徴

Webライターとは、Web上のブログやコンテンツに載せる文章を書くのを代行するお仕事です。
ネット上の記事は大抵、多くのアクセスを集めること、またはその記事で紹介されている商品やサービスを購入してもらうことが目的です。

そのため、わかりやすく物事を伝える文章力の他に検索からのアクセスを集めるためにキーワードを文章中に散りばめたり、商品やサービスを購入してもらうために読者のニーズを理解して商品やサービスの良さを伝えるマーケティング力や訴求力が求められます。

Webライターのメリット:自由な時間と場所で働ける

Webライターとして働くメリットは以下のようなことが考えられます。

Webライター副業のメリット
  • 時間と場所を選ばないので、働き方の調節がしやすい
  • 必要なツールが少ないので、少ない初期投資で始められる

Webライターのメリットは何と言ってもいつでもどこでも働けること。
PCやタブレットさえあれば場所を選びません。
画面が小さくて使いにくいかもしれませんが、スマホでもできるので旅先や通勤中でも仕事ができます。

すなわち、Webライターを始めるのに最低限必要なのはスマホだけ。
現在ではスマホは生活必需品としてほとんどの人が持っていると思うので、実質最低初期投資はゼロから始められるのです。

ただし、Webライターの仕事をすれば1件3000文字以上の記事をたくさん書くことになりますので、スマホの小さな画面で仕事をし続けるのはだいぶストレスが溜まります。
できればPC、少なくともタブレットを購入することをおすすめします。
PCにせよタブレットにせよ、動画や画像を扱うわけではないのでハイスペックなものは必要ありません。
安すぎてあまりにも動作の遅いものはかえってストレスになりますが、無印iPadやGoogle PixelなどのタブレットPCなら5万円程度あれば十分高機能なものが買えますよ。

Webライターの報酬:記事の種類や品質によって変わる

Webライターの報酬は通常文字単価で表されます。
初心者の文字単価は0.5円/字前後がいいところ。慣れてきたら文字単価1円以上は狙えると思いますが、初めは経験と実績を作るため、低単価からスタートしましょう。

医療やIT技術など、高度な専門知識を要する分野のライティングになると、文字単価10円以上の案件もあるようです。

Webライターの働き方:登録サイトやクラウドソーシングを利用

Webライターとして働くには、どこから仕事を受注すれば良いのでしょうか。
Webライティング案件を受注する方法は主に3通りあります。

クラウドソーシングで様々なジャンルの案件に応募する

Webライターを始める方法として最もポピュラーな方法ではないでしょうか。
クラウドワークス、ランサーズ、ココナラ、クラウディア、この4つのクラウドソーシングサービスの名前はCMなどでも聞き覚えがあるはず。

クラウドソーシングは、いわば“仕事を頼みたい人”と“仕事をしたい人”のマッチングサービス。
例えば、私が

「忙しくてブログの更新をする時間がないから、誰か代わりに記事を書いてくれないかな?」

と思ったらクラウドソーシングサービス上で

「ブログの記事作成代行の仕事、1記事3000文字程度で3000円で受けてくれる方募集」

という募集を出すわけです。
そこへ、仕事をしたいWebライター達が私の出した条件が希望と合えば応募する。
その中から、私は最も良い仕事をしてくれそうな人を選び、仕事をお願いします。
これが一般的なクラウドソーシングサービスの仕組みです。

自分でブログやサイトを運営する:収益化の方法と注意点

自分のブログやサイトを立ち上げ、そこからWebライティング案件を集客する方法です。
完全フリーランスで働くことになるので初心者にはハードルが高いかもしれません。
クラウドソーシングやWebライター登録サイトである程度の知名度とリピーターを獲得し、実績と経験がないといきなりここから稼ぐのは難しいでしょう。

しかし、Webサイトへのアクセスを集める記事を書くことこそWebライターの務め。
自分のサイトの記事へのアクセスも集められないようではSEOライティングのスキル(後述)を疑われてしまいそう。
逆に言えば、きちんとアクセスを集められている自分のブログやサイトは実績や実力を示すポートフォリオとなるため、集客、案件獲得とは別の理由で有用であるということです。

自分のブログを書くことはWebライターとしての練習にもなり、うまくいけばブログからの広告収入と集客が狙えて一石二鳥なので、自前サイトからの集客は長期目標としても、Webライターとしての仕事を始めると同時に並行してブログ運営を始めてみることもおすすめします!

Webライター専門の登録サイトで案件を探す

現在はWebライターとしての働き方はクラウドソーシングを利用するのが主流でWebライター登録サイトは少ないようなのですが、Webライターとして登録すると仕事依頼が来るWoofooというサイトがあります。GMOが運営しているサイトなので信頼性は高いです。

仕組みとしては、Woofoo自体は編集プロダクションであり、依頼者とライターの間にWoofooが入ってやりとりをしてくれるようです。
報酬は案件によってまちまちですが、Woofooに対する記事制作依頼料が3000文字の記事で48000円と非常に高いので、企業案件が多いと思われます。この依頼料のうち、ライター側にどれくらい回してもらえているのかわかりませんが、文字単価2~3円以上の高単価は狙えそうな印象。

案件も少なく応募しても審査が通るかわからないので、初心者にはハードルは高いかもしれません。
他で経験を積んでからチャレンジしてみましょう。

Webライターになるために必要な知識と勉強方法

Webライターとして活動するためには、どのような知識をどうやって習得すれば良いのでしょうか?
Webライターに求められるスキルを見ていきます!

Webライターとしてクライアントに喜ばれる記事や読者にとって読みやすい記事を書くコツは別の記事で詳しく紹介しています。ぜひ参考になさってください。

SEO対策:検索エンジンで上位表示されるコツ

Webサイトに掲載される記事が読まれるのは、大抵はGoogleやYahoo!などの検索エンジンで知りたい事柄のキーワードを入力した結果から読者が訪れるケースがほとんどです。

そのため、Webライターが書く記事には検索エンジンからのアクセスを集めるために、SEO対策と呼ばれる工夫がなされていなければなりません。Web記事に対して施せるSEO対策では、

Web記事に施す必要のあるSEO対策
  • 検索エンジンからのアクセスを集めやすいキーワードを散りばめる
  • 検索エンジンから高く評価されやすい文章を書く

上記のような文章を意識して書く必要があります。

SEO対策では、検索キーワードに使われそうな言葉をやたらめったら詰め込んだからと言って高い効果は得られません。むしろ、最近のGoogleやMicrosoftのAIは賢いので、不自然な文章は評価を下げてきます。

どんな人が、読者の悩みをどれだけ解決できたか、このポイントによって検索エンジンから信頼され、おすすめの記事として検索結果の上位に上げてもらうことができるようになり、多くの人の目に触れ読んでもらえる記事になるのです。

文章力:読みやすく伝わる文章を書くコツ

Webライターが書く記事は、多くの場合、読者の心を動かして商品やサービスの購入などの行動を起こさせることが求められます。
そのため、読みやすく最後までしっかり読んでもらえる文章、何を伝えたいのか、読者に何をしてほしいのかを伝える訴求力、わかりやすく論理的な文章を書かなければなりません。例えば

Webライターの文章に必要なスキル
  • 難しい言葉、専門用語が多すぎない、「ターゲットにとって」読みやすい文章
  • 文章の量、漢字とひらがなのバランス、適度な改行など、見た目がすっきりと整備されている文章
  • 結論と理由・根拠の関係が明確で、矛盾のない信頼性の高い文章
  • 検索キーワードを不自然にならない程度に本文や見出しに埋め込む

文章がだらだらと長くなったり、脱線しがちな傾向がある人は、Twitterなど文章がメインのSNSを利用して練習しましょう。SNSは投稿できる文字数が限られているので、要点だけ簡潔に伝える文章力が身につきます。
ついでに、SNS経由での集客も見込めるので一石二鳥です。

構成が定まっていないとついだらだらと脱線してしまうので、まず先に見出しを全部作ってしまい、どの見出しに何を書くのか、各見出しの文字数配分はどれくらいにするのか決めてから書くことをおすすめします。
先に見出しを書いておくと、きちんと情報が整理されていて、どこに何が書いてあるのかわかりやすく、脱線が減って読みやすい文章になりますよ!

マーケティング:ユーザーのニーズや興味を引くコツ

Webライターの記事は読者の心を動かし、ある事柄に強い興味を持ってもらうのが仕事ですが、人の心を動かすにはまず、ネットユーザーがどのようなニーズを抱えているのかリサーチし、そのニーズを満たす記事やサービスを提供するマーケティングのスキルも必要になります。

例えば、Webライターというキーワードで検索しようとする人は、どのような事柄に興味を持っているのでしょうか。
簡単に知る方法は、実際Googleの検索窓に、「Webライター」と入力してみることです。
すると・・・

Webライターに続く検索候補が出てきます。
Googleの検索候補は人気・トレンドのワードが優先的に表示されているので、これらのワードはWebライターについて検索した人が追加キーワードとして入力したもの、つまりWebライターに関して興味のある事柄、ということです。

この場合だと、全体的な印象としてWebライターについて検索する人は、

「Webライター」と検索する人のニーズ
  • 自分がWebライターとして働きたい人が多い
  • 既にWebライターとして働いている人よりも、これからWebライターとして働いてみたい人が多い

「Webライターになるには」「Webライター 向いてる人」「Webライター やめとけ」などのワードで検索されていることから、これからWebライターになりたい人が自分がうまくやっていけるかどうかの不安、Webライターになるための具体的な方法などの情報を求めているということです。

つまり、「Webライター」について検索する人は、
「自分のサイトに掲載するブログ記事の執筆を代行してくれる人を探しているが、良いWebライターはいないだろうか」と考えている人よりも、
「Webライターとして働きたい。未経験だけど、自分にもできるかな?どうしたらWebライターになれるんだろう?働き口はあるのかな?」と考えている人の方が多いということ。

ここで、「経験豊富なWebライターが、〇〇についての記事を格安で書きます!」という記事を書いたところで、あまりニーズはなさそうですね。
逆に、Webライターとしての集客目的の記事を書きたいのであれば、キーワードを変えるとか切り口を変えるとか、別の戦略が必要かもしれません。

実際は人気のキーワードは競合が多く、ニーズの高いキーワードで記事を書けばアクセスが簡単に集まるという問題ではないのですが、Webライターとして働くならこのようなマーケティングの考え方も身につける必要があるということです。

SEO対策やWebマーケティングなどのスキルを学ぶ方法

Webライターに必要なスキルを学ぶには、無料講座の受講や書籍の購入が安価で勉強できます!
本格的に稼ぐなら有料講座の受講を検討しても良いと思いますが、まずは無料で気軽に試してみましょう。
有料講座で発展的な内容を学ぶにしても、先に基礎がしっかり身についていた方がすんなり理解しやすいと思うので、安価で学べる方法でしっかり基本的なスキルと知識を身につけておきましょう!

無料オンライン講座「Schoo」

Schooのオンライン講座は基本的には無料です。
ただし、Schooの講座はすべて生配信。
アーカイブを見たい場合は有料のプレミアム会員(月額980円/年額9800円)の登録が必要です。

Schooでは録画授業見放題のプレミアム会員7日間お試しキャンペーンをやっているので活用してみてください。視聴できる講座はWebライティングだけではなく、他にもためになる授業がたくさんあるので、他にも気になる副業があるならぜひ試してみましょう。

動画購入型オンライン講座「Udemy」

動画買い切りタイプのオンライン講座です。
Schooと同じく、ライター専門ではなく様々なスキルの講座が視聴できます。

月額制ではないので、「視聴契約したはいいものの、全然視聴しなくて、月額費用を無駄にしてしまった」ということがありません。
一度購入したら見たいときに何度でも見られるので、復習もし放題。
動画のセールも頻繁にやっているようなので、お得に購入できます。

各分野の基礎講座なら、一部無料視聴できる動画も配信されています。
まず無料動画だけでも見てみると良いかもしれませんね。

SEOライティングやWebマーケティングが学べるおすすめ書籍

SEOやマーケティングを意識したWebライティングを勉強する書籍として、私が読んだ本3冊を紹介します!

「沈黙のWebマーケティング」シリーズ

同名ブログを書籍化したもので、半分以上がマンガ形式で書かれているため、大変読みやすい本です。
「沈黙のWebマーケティング」と続編「沈黙のWebライティング」が出版されており、どちらもWebライティングに必要な知識が解説されているので、導入としてぜひ読んでみてください。

※下記リンクは単行本なので、電子書籍をご希望の場合は一番下にリンクを用意してあります。

SEOに強いWebライティング 売れる書き方の成功法則64

SEOやWebライティングを学ぶ本としてよく名前が挙げられているのがこの本。
64の成功法則に分けてポイントが書かれているので、取り組みやすそうなものから1つずつ自分に取り入れながら書き方を練習していくと、効率良くステップアップできそうです。

Webライターになって好きな時間に好きな場所で働こう!

Webライターの仕事内容やメリット、仕事の始め方や必要なスキルなど、参考になったでしょうか?

Webライターになるための勉強は、書籍を読んだり、無料で学べるオンライン講座の受講がおすすめです!必要に応じて組み合わせて学んでみてください。
まずは無料講座を受けてみて、自分にWebライターの仕事が合っているか、有料会員に切り替えたり書籍を購入してより深く学ぶか考えてみると良いでしょう。

Webライターとして稼ぐことができるようになれば、PC、タブレット、スマホがあればいつでもどこでも仕事をすることができます!
パートタイマーとして外に働きに出なくても、家事や育児の合間、子どもが寝静まった後などスキマ時間を利用して収入を得ることができますし、学業とアルバイトの両立が難しい学生さんにもぴったりのお仕事です!
ぜひ、まずは安価な方法で学習してみて、Webライターを目指してほしいと思います!

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