31歳でマンションを買った独身女性の住宅ローンの話。

住宅ローン・資産運用

2021年、31歳で都内に中古のフルリノベマンションを購入したしょうこです。

住宅ローンの支払いが始まってもうすぐ2年になります。
月々12万ちょっとの返済(ボーナス払いなし)をしていますが、
時々銀行から届くローン残高のお知らせを見るたびに
なかなか減らないもんだと嘆いています(そりゃそうか)

今回は33歳独身女の楽しい(?)住宅ローン返済計画について
ちょっと私の資産なんかも公開しちゃったりしながらお話していきます!

しょうこの住宅ローン事情

私はマンションを購入する際に約4500万円くらいの借入額で35年ローンを組みました。

その際に不動産屋さんに作ってもらった返済計画がこちら(概算)↓

金額備考
毎月返済額(利子込み)
※ボーナス返済なし
125000円内訳(概算なので、返済するたびに変わります)
残高返済額:90000円
利子:35000円
年間返済額(利子込み)150万円残高返済額:108万円

返済比率
(収入に対する返済額負担割合)
25%※大体25%くらいまでが無理がないと言われている比率で
35%くらいまでが融資を受けられる限度と言われている

実際、ほぼ正確にこの返済計画通りの進捗で返済してきています。
で、年末に届いた残高証明書の金額が・・・

4320万。

全然減ってなーい!!!笑

まぁ、住宅ローン減税が使えるうちは返してしまうと損することもあるし、
貯金はあるといえばあるけど、急いで繰り上げ返済することもないかな、
と思いつつ、懸念していることが2つ。

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住宅ローン返済計画に関する問題点
  1. 住宅ローン減税の枠が使い切れていない
  2. 遠くない将来結婚するかもしれない。子どもができたら収入が減り、
    返済力の大きな低下が見込まれるとともに、住宅ローン減税枠が更にもったいない。

この2つの問題についてしっかり考えておかなければなりません。
独身女性が家を買うとき、必ずぶち当たる問題です。
一生独身のつもりでいても、
先のことはわからないのでパターンの1つとして考えておきたいですね。

将来のほぼ確実に予想される収入減について考える

まず前提として、子どもができても産休前まで働いていれば
直前の収入に対する割合で手当てが支払われます。
(会社が払うのではなく社会保障なので基本的に全員対象です)

また、旦那がいるということなので、収入源も自分だけではありません。

なので住宅ローンが払えなかったり、
食いっぱぐれるような心配は基本的にないということが前提にはなりますが、

基本的に住宅ローンに関してはよほど自分の身に何かない限り、
旦那(=今の彼氏くん)に頼る気はありません。

だって、この家は私が買ったもの。
結婚したら最悪何かあっても旦那の収入で何とかなるだろう、と思うことはあっても、
決して将来の結婚相手の収入をアテにして買ったわけではないし、
責任を持って私が払いきる。
そのつもりです。

現状:住宅ローン減税枠を満たせていない

住宅ローン減税枠は年間40万です。
この40万円の枠を満たすためには、
大体年収650万くらいは必要だろうなーと思います。
しかも、保険料控除等他の節税対策をしている場合はもう少し必要になりますね。
670万とか680万とか、そのあたりだと思います。

住宅ローン減税が適用になると聞いて、
ふーん・・・としか思ってなかったんですが、
実は年間40万円を所得税だけで払っている人の年収って750万くらいはいっているはずで、
自分が所得税を年間いくら払っているかなんて全然考えてなかったんですね(^^;

だから年末になって源泉徴収票を見たときに
住宅ローン減税枠の半分くらいしか払っていないことに気づいて驚きました。

でもさ、所得税から引ききれない場合は住民税からも引いてくれるんだったよね・・・?
と思って調べたら、住民税から引ける額には限度があって、
年間13万6500円しか差し引けないとのことΣ(゚д゚lll)ガーン

つまり合計で34万くらいしか枠を使えていなかったわけです・・・

この事実を年末になってから知った私は、もうその年の分はどうしようもないので、
来年からは減税枠を使い切らなければと、いくら稼げば良いのかと考えた結果、
大体上記の金額を稼がなければならないと知ったのでした。

しかし、昨年の1~5月半ばくらいまで激務で残業代が月10万近く入ってきていたにも関わらず、
それでも所得税額は去年より1万増えた程度でした。

昨年末の源泉徴収額を見て、
この調子で残業していると、所得税率が上がってしまうかもしれないな・・・
と思っていたところ、勤務先がDC(企業型確定拠出年金)を始めたので、
課税所得を抑えることができるからとDCを始めたため、
所得税額も結果的に抑えられていたのです。
投資資金調達のため保険をほとんどやめたので、
増えた分はむしろそのせいかもしれないですね。

一方で、私は彼氏くんの勧めで9月から資産運用を始めました。
始めたばかりにしてはなかなか良い成績で、
年末までに株で15万と配当金1万稼いでいるため、
譲渡益と配当金に対して約20%の税金が徴収されています。

これを確定申告すると25000円くらい返ってきました。
結果、今年の住宅ローン減税枠利用は38万くらい。

今年こそ、あと2万を確保しなければ。
にしても本業で年間あと30万は無理がある。
体壊すわ。

となると、対策は以下の2つしかありません。

  • 投資利益をもっと出す
  • 本業以外に収入源を作る

本業で残業しても、もらえる金額はたかが知れていますし、
これ以上残業したら体を壊します。
しかも、次の項の話につながってきますが、今本業でいくら稼いでも、
将来的に絶対に課税所得がゼロになるときが来ます。
育児休業から復帰しても、時短勤務では月々の住宅ローンを支払うので精一杯ですし、
住宅ローン減税枠が埋まるわけもありません。

となれば、本業以外の収入源を作り、
将来の収入減を埋められるように今から育てていかなければなりません。

直近の目標として住宅ローン減税枠を埋めるための残り30万円を投資利益と副業で補うことが不可欠になってくると思います。

収入がなくなる=税金も払わない=住宅ローン減税枠が無駄になる問題

前項の繰り返しになりますが、
育児休業中は手当が払われるとはいえ、減収になることは間違いありません。
今の収入に対する割合で考えると、ギリギリ月々の住宅ローンは払えると思いますが、
自分の小遣いやその他の支出は貯金を切り崩すしかなくなります。

そして育児休業給付金は、社会保障であるため非課税です。
ローンが払える金額が入ってくるのはありがたいですし、
非課税も嬉しいことなのですが、
住宅ローン減税は所得税と住民税を対象としています。

税金を払わないということは住宅ローン減税枠も無駄になってしまいます。
ということは、その時が来たらしなければならないことは2つ。

  1. 所得税・住民税が発生するくらいの副収入を得る
  2. 所得税と住民税で住宅ローン減税枠を満たせないのならば、利子がもったいないだけなので少しでも返して総支払額を減らす

1が実現できればベストですが、
早くて2年~3年後の話を想定しているので、
2年後に投資や副業だけで年間何百万も稼げるようになっていると仮定するのは、
目標は高く持った方が良いにしても、流石にたぬきの皮算用が過ぎます。

とすると、2も並行してやっていかなければならない。

ローンを組むときに、団体信用保険とがん保険に入っているので、
私の身に働けないほどの何かがあったときは団信が、
がんの診断を受けただけでがん保険が適用され、
ローンが全部チャラになります。

ということは住宅ローン減税のことも相まって、
向こう13年間はあんまり急いで返済してしまうともったいなかったりもするのです。

だから、バランスがすごく大事!

そのために今からやっておくことは、

  • 住宅ローン減税枠を少しでも無駄にしないよう、
    ある程度課税されるだけの収入源(投資・副業)を作っておく
  • 住宅ローン減税枠を使い切れない場合に
    繰り上げ返済がある程度できるだけの貯金と収入源(投資・副業)を作っておく

しかもそれなりに体力のいる仕事だけに、
子育てしながら今の仕事続けていける自信がないんですよ(^^;
なので、サイドFIREも目指していきたい!

というわけで私は今、
資産運用とか投資、副業、節税などについて猛勉強中なのです!
勉強の過程や、おすすめの勉強方法などは順次共有していきたいと思っています。

「33歳独身女、資産運用を始めました」の記事はこちら↓

独身女性がマンションを買ったら考えておきたい将来のローン返済計画

結婚を想定している人もいない人も、もし、自分が働けなくなったら・・・?

ということは考えて収入源をある程度作っておくべきだと私は思います。
私と同じく独身でマンションを購入して、
その後訳あって働けなくなってしまった人を、私は知っています。
ローンは無事に返せたようなので良かったですが・・・
社会保障がどれくらいあてになるかわかりません。
副業解禁の流れも、自分の身は自分で守れよ、ってことだと思いますしね。

今回は、女性特有のライフステージの変化が近づいている今、
このままでは住宅ローン減税枠がもったいない!
という観点で話を進めてきましたが、

私は何かあったら旦那に頼ればいいや!
という考えでマンションを買っていないですし、
彼氏くんにもそう宣言しています。
俺も一緒に払うよ、と言ってくれたんですけどね。

子育てしながらお金のやりくりや仕事のストレスでピリピリしたくないので、
これからできるであろう家族との幸せのためにも、
私はサイドFIREとそれに十分なだけの資産を作るために、
お金の勉強を頑張っています。

興味のある方は今後も私の勉強に付き合っていただければな、と思います(^^♪

【続編】住宅ローン返済計画の立て方についての記事は以下のリンクからどうぞ。
1年後の返済状況、金利変動、ライフステージの変化を踏まえた返済計画について。

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